子どもにしか見えない、ふしぎなオオカミ「もふもふさん」が、コンプレックスやや多めの小学校6年生「鏡 文月」ちゃんをちょっとずつ変えていく物語です。
等身大のキャラクターが、とても読みやすい文体で綴られているので、すいすい読み進めることができます。
また、文月ちゃんがもふもふさんの助けで、自分を変えていくことで、少しずつ周りとの関係も変化していくのがいいなあ、と思っております。
あと、個人的には特に、主人公の文月ちゃんと貴虎くんの、縮まりそうで全く縮まらない距離のもどかしさに「あああああ!」ってなっております。思春期直前の醍醐味。
ぜひぜひ!