望月を模し続けるのもういいよ肩に凭れて欠けてもいいよ


望月もちづきし続けるの もういいよ

 肩にもたれて欠けてもいいよ』


「完璧で、ぜんぜん完璧じゃない、愛するひとへ」




 八首目は、拙作『ある眷属』シリーズ(仮)より、あるキャラクター(たち)の心情を歌に込めました。前回のコンテスト参加作品でも、同様の試みをしております。

(紅炎の雨を干したる烈しさは 永遠とわを刹那を宥めぬく為)


 少数精鋭! ということで、八首目で完結とさせていただきます。

 誰かの心に何かを残せる歌がありますように。


(コンテスト期間中は、裏側でこっそりと歌をつくり続けます。「これ良いんじゃない!?」と思う出来のものができたら、そっと追加するかも知れません)


 拙作をお読みいただき、ありがとうございました!


 紫波すい

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オモイメグリテ【第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト参加作品】 紫波すい @shiba_sui

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