8.日常⑤

 踏み出した足の向こうに人影を

 僕の一歩は君には届かず


 すごいよね 尊敬するよ本当に

 その言葉の奥 嫌いがチラつく


 頑張ってる 頑張ってるよ それでもさ

 まだまだなんだよ また失敗だ


 光る杖も魔法の盾もいりません

 それはこれから生み出せるもの

 

 人は皆 姿かたちは見えぬけど

 自分の魔法を持っているんだ


 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

また空を仰ぐ【短歌メモ】 雨添れい @mikoituki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ