タイトルも伏線回収された♪ 料理上手のスパダリに愛される恋愛譚!

主人公のアンジェリカは、家族と距離のある女性。彼女は家族と仲よくなろうと必死なのですが、彼女の家族は彼女に辛い仕打ちばかりします。
家族に愛してもらえず、孤独をかかえるアンジェリカ。そんな彼女ですが、じつは彼女は優秀な魔導研究者。その研究者としての手腕を買われて、所長秘書であるヴィクトルの屋敷でとある任務にあたることになって――

ヴィクトル(冒頭はエーヴァルトと呼ばれている)がアンジェリカの恋のお相手。
本作の醍醐味は恋人になる前の男女が仕事の都合で同居をし、なかを深めていく過程だと個人的に思ってます。
料理上手で優しいヴィクトルのおかげで、家族に受け入れてもらえないというアンジェリカの心の傷が少しずつ癒えていく過程にほっこりしました(●´ω`●)

もちろん、いけずな家族や同僚がギャフンというざまぁな展開も盛りこまれていて、読後感がよいこと間違いなしです☆
しっかりと読者の期待に応えてくれる、王道恋愛ファンタジーだと思います♪