第6話 現在の状況と質問に答えました!
3/1〜2開催
『恋する文学BooKStoreマルシェ』
本日1/28現在で、35のサークル様より応募があり、最低ラインの60タイトルは概ね達成しています。
参加表明して頂いたサークルの皆様。本当にありがとうございます!
現在は主に参加者名簿を作成し、入金や商品受け取りの管理を行っています。イベント専用メールアドレスも取得し、参加者の皆様と質問などのやりとりを行っています。
そして合間に宣伝の為、複数のイベントサイトへの掲載を依頼。要は並行して宣伝活動を行っています。こちらに関しては直前に新宿近隣の本屋巡りを行い、チラシやポスターを掲示して頂けないかの営業活動も行います。
そして二月に入ったら、具体的な展開を想定して什器の手配、マルイ様から会場の寸法を記した図面を頂いてますので、レイアウトを作成します。こちらに関しても、下着を扱ったテナントと隣接していますので配慮しなければならず、什器で壁を作る様な形を想定しています。
レジの配置、平台の場所も検討。什器高さも女性向けという事で150センチ以下を考えています。もちろん、マルイ様の規則にも高さ制限があり、遵守しなければなりません。
即売会では机に布を敷いていますが、それも防災規格対応の布でなければなりませんので準備する事になります。
色々書きましたが、要は主催者は開催まで事務仕事がほとんどです。個人情報などもしっかり管理しなければなりません。もし、イベントを開催したい! と考えている方がいらっしゃいましたら、そこは緻密に行う必要がありますので注意して下さい。
ここからは、全国の文学フリマの営業活動や応募頂いた作家様、各投稿サイト、SNSであった質問に答えようと思います。
普段文学フリマでは販売数を明確にして、勝ち負けと称して晒している私ですので、完全オープン大解放で答えます!
①会場がマルイ? いくらかかるの? 採算とれるの?
→こちらに関してはマルイ様のページでも公開していますが、10万〜15万の間と思って下さい。
費用は今まで文学フリマで販売、通販サイトで販売した額を、貯め込んで使わずにいましたので七割は賄えています。
残りは参加費からという事になりますが、什器レンタルや営業活動で発生した交通費、当日の細かい部材など採算などは取れません。マイナスだと思います。
けれども、ゆくゆくは文学フリマに匹敵するリアルイベントを開催するという目標の先行投資と考えています。
②そもそもなんでイベントなんかやるの?
→きっかけは最初に出店した大阪。
怒られてしまうかも知れませんが、開催中に『自分でも出来るんじゃね?』と思った事です。そう考えたら、あとは『やってみたい!』しか出て来ず、進むだけでした。自分だったらこんなイベントにする……を常に意識して日々生活する中で、はっきり確定したのは第一回目のもじのイチでした。
まあ、なんで? と言われたら――
ネット小説や同人小説は商業誌に負ける事がない良い作品がたくさんある事を知ったから→それをもっと広めたい→文芸即売会は文学フリマ一強じゃん!→だったら違った形のイベントを自分でやればいいじゃん! みたいな感じと言えばおわかりでしょうか?
③pusugaさんは商品出すの?
→出しません。私の中で主催者が自分の本を売るのはなんか違うかな? と思ったからです。
④なんでマルイなの? マルイに来店するお客様が小説買うの?
→これは打ち合わせでも伝えましたが、私はマルイ様には集客力をお借りしたい、マルイ様にとっては他社が行っていない文芸同人誌即売会を行う事に意義がある――そういった意味でウィンウィンの関係……そして肝心の小説買うの? に関してはわかりません。それは単純にやってみないとわからないからです。やれるだけの事をして駄目なら仕方ないと思いませんか?
けれども、前にも書きましたが、私は洋服売場と恋愛小説のマッチングは悪くないと思っています。あとは売上に結びつけば良いのですが。
⑤大変じゃない?
→大変です。でもやってみたいのです。
前述したもじのイチで、お隣様のお客様にこう話しをしていた方がいました。
『数年前、別の即売会で購入してすごく印象に残りました。今日ここに出店されているのをたまたま見かけて買いに来たんです!』
数年前に羽ばたいた一冊の同人小説が、一人のお客様にとってずっと大切な作品だった……こんな奇跡を目の当たりにしたらやるしかないでしょ?
だから、一冊でも多く世に羽ばたかせたいのです。
⑥そもそも、文学フリマでふざけてばかりなのに大丈夫なの?
→おふざけ、下ネタは完全に封印します。当日はもし私を知ってる方が来店されたら『え?本当にpusugaさん? 紳士的〜!』と、驚愕する事をお約束しましょう。
⑦本屋の経験あるの?
→あります。CD・DVD・新刊本を扱った総合アミューズメント店で店長をしていた事があります。新刊本に関しては、返本作業が大変だった記憶しかありませんが。
⑧イベントホームページはないの?
→ありません。当初は作成を考えましたが、総合的に判断して作らない事にしました。
そもそも当初は、個人が開催する怪しいイベントだと思われていた可能性も否定しません。だから、ホームページがあれば、イベントに対しての信頼が生まれるかも知れませんが、宣伝になるとは思わなかったからです。
告知や宣伝、案内に関してはSNS関係や投稿サイトだけで十分に賄えますし、その結果まずは参加者もこれだけ集まって頂けました。これが、リアルでは姿を現さない形だったらそうはいかなかったかも知れませんが、私の場合は全国各地の文学フリマに出店し、勧誘・営業活動を行い、ネット上の怪しいイベント……というのを払拭したつもりです。
なんだか偉そうに色々と書いてしまいましたが、まずは晒す事で私がこのイベントを本気でやろうとしている事を理解して頂ければ幸いです。
くどいようですが、三年前に小説家になろうにて一人で投稿を開始して細々と執筆していた奴が、SNSで自作を宣伝する事を知り、同人誌を作り、文学フリマに出店し、全国に行き、人間関係を構築したり、下ネタ発言や失礼な言動で謝罪しまくったり……そして遂にイベントを開催するまでになりました。
公募勢の方、同人勢の方、界隈にも色々な方がいると思いますが、私は続けていればきっと何かあると声を大にして言いたいです。継続は力なりです!
次回は目標第二弾の100タイトルへの道のり、その他細々としたやらなければいけない事を書こうと思います。
自分が主催となり文芸即売会開催をするまでのエッセイ的な作品。 @pusuga
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。自分が主催となり文芸即売会開催をするまでのエッセイ的な作品。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます