第7話 世界を救うために
その日私はとある夢を見た。
『お前にコレを渡さないと行けない』
『これは・・・刀ですか?』
『そうだ!さらに分かりやすく言うなら真空刀と言う刀だ!
お前には、コレとこの手紙を多分10年以内に会うだろう私の大切にしている箱の中に手紙を入れる様に私が言うだろう。
だから、コレをその時の私に渡してくれ』
『はっ、はい!わかりました。
それで、私は・・・』
『いや、名前は知っている。
そして、俺の名前はジュマだ。
あっ、ついでに言い忘れていたが、その刀の種類は
〘真空刀真打 怠惰〙
だ、触れたら分かる。
今後は〘真空刀〙の〘怠惰〙と言う刀だと思え!
じゃあ、過去の俺によろしくな!』
そう言って私・・透凪要(とうなぎかなめ)に刀を託してくれた。
そして、私は怠惰に色々話を聞くことになり、知識を蓄え、私は真空刀の怠惰を師匠として扱う事に決めた。
それから何年経っただろう・・・藍に会って初めてこの頃の記憶を思い出していた。
「敵の名前はシャドーだったよな・・」
となりながら、俺は夢から覚めて、藍と一緒に次の村に着いたはずだった。
しかし、またもやゲートをくぐって居たようで、目の前には、村ではなく森に来ていた。
「この世界はなんだ!」
と言うと、私の知るシャドーのような姿をしたシャドーとは違う綺麗なクリスタルのような人のようなそんな人にあった。
「この世界はシャドーとジュエラーと人間と魔人の住む世界と言った方がいいかもしれない世界です。」
と言うその女性に私は
「そういえば、私達の名前を言い忘れていた。
私の名前は、透凪要
そして、こっちの女が」
「藍、よろしくね!」
と言うとその人は一言、
「ティアブレード・・・」
と言った。
それは一切分からなかったが、それが藍を指すものだとわかった。
「いや、私はティアブレードと言う者では無い!」
と言うと、彼女は
「あっ、すいません!
こっちの話です。
(話と違うじゃありませんか!)」
と言うと、今度は彼女が自己紹介してくれた。
「私の名前はクリスタリア
クリスタル王国元女王です。
つい先日、両親がシャドーから解放されたことで、王位を両親に返しましたので、私はプリンセスという形になります。」
と言うと、藍は
「初めて見た!本物のプリンセスだ!」
そう喜んだ。
そして、クリスタリアは俺達が異世界人だと察してくれたようで次の様な事を言ってきた。
「この世界は、シャドーと呼ばれる人や動物、そして私たち、ジュエラーが闇に染まり影のような状態になる状態が多く起こっているの!
それを救う為に、異世界に助けを求めたら、私達の同胞がシャドーにどんどん変わっていき、異世界の人々を襲った。
しかし、異世界のとある科学者が変身アイテムを作成してから丸ごと変わって、シャドーを倒せる様になった。
それから、どんどん進化して行って、今ではシャドーを浄化出来るようになったの!
それにより、明るい方へ行く可能性がある未来がある世界だよ!」
と言うので、私は
「それは・・・・絶対なる浄化は理論上無理だ!
何故なら、多分お前達が言うシャドーは私の敵で私は奴らと呼んでいるが、アレは、黒い真核が何処かの宇宙にある限り産まれ続ける!
だから、100%取り除く事は不可能だ!」
そう言うと、クリスタリアは
「それでも守れる命が有るのなら!
私は何者にも負けない強い気持ちで絶対に曲げない!」
何故かそれを聞いた藍は
泣きながら
「そうだよ!そうだよね!
絶対に諦められないならただ突き進むだけで良いんだよね!」
と言うと、クリスタリアと藍がなんか驚いた顔をしていたので、私は
「何、驚いた顔をしている!
大丈夫だろ!お前ら!」
そして、私達はクリスタリアの住む城クリスタル城へと向かった。
血鉄の刀仕 織柩メフィラド @mehyirad0215
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