とある母子の罪と罰

「僕」から母へ送られる一通の手紙。そこには、母への感謝と謝罪が込められていた。
千文字ちょっとの短編書簡小説。少ない文字数ながらも、深く考えさせられます。
いつも喧嘩が絶えない「僕」と兄弟、そして、多少変わっている母の関係――。手紙の違和感が線で繋がる時、はっとさせられて、この「母と子」の関係を鑑みてしまいました。