第22話 アイドル戦記
雲海が見えた。
空への扉を抜けると、半円状に造られたバルコニーの様な場所へ出て、染み入る様な温かさに身体が緩むのをアリーシャは感じていた。
万が一を警戒して最初に乗り込んでは来たものの、手摺りに絡んだ花々の香りか、それとも僅かに聞こえる少女達の笑い声か、不思議と心が落ち着いていく。
それでも、と気を引き締めて扉前から一歩踏み出すと、遅れてやってきたリリアナと蝙蝠侍女が現れ、無言で横へズレていく。彼女は雲上の景色を鬱陶しそうに見つめた後、憧れのアリーシャを見上げて何かを言おうとしたが、言葉が浮かばなかったのかしょんぼりと落ち込んで視線を彷徨わせる。
言葉を掛けようかと考えていたら、騒がしい二人がやってくる。
「ほおっ……!! 凄いなファンタジー!!」
「くものうえっ。ねえお兄ちゃんっ、くものうえだよ!」
普段取り澄ました顔をしているレイラも、兄と休暇中となれば歳相応な側面を見せる。
手摺りへ飛び付き、視界一杯の雲海へ齧り付かんばかりに身を乗り出す。
そうして景色を見回して、反対側に階段があるのを見付けた。
「あっちから降りるのかな?」
「ふむ。訪れた者へ、最初にこの景色を見せる意図があるんだろう。確かにここは別世界だ。地上の争いを忘れてしまうほどに」
言われ、アリーシャは気を引き締めた。
会談、交渉で演出を用いるのは常套手段だ。
景色に呑まれた興奮のまま相対するには、皇桜の国の皇女という肩書きはあまりにも危険。
そもそも、大陸への橋頭保となる土地を巡って、かの国は勝手に所有権を主張してきたのだから。
ここは敵地。
警戒を新たにし、再び率先して階段を降り始めた。
「思っていたより人が居る様だが、彼女らも何かしら地位ある者なのか?」
途中、Pの投げた質問に蝙蝠侍女が応える。
リリアナの耳目として各地を飛び回っていた彼女は、おそらくこの場で最も大陸の情勢に詳しい。未熟な精神性も指摘はされているが、急場で準備を整えるには頼りになる。
「何名かは。しかし、覚えのない者が大半です」
ゆっくりと。
殊更にゆっくりと階段を降りていく。
先頭であるアリーシャが見据えているのは、階下へ顔を出した何とも美しい少女だ。
おそらくは彼女が。
そう思いつつ、背後の情報確認が終わるまではと一段ずつ階段を踏んでいく。
「幾つかの浮島も見える。橋を渡している場所には東屋のようなものも見えるな。まさしくお茶会か……ここが最も大きな浮島のようだが」
「口元にご用心を。小声でも唇を読まれてしまえば意味がありません」
「一国の皇女が読唇術を?」
「大陸最大の国でありながら、今も貪欲に拡大を続ける軍事国家です。外での争いに飽き足らずに、今も次の皇位を巡って兄弟姉妹で殺し合いを続けているのが皇桜の国ですので」
並んで立っているのは別国の王女であるらしい。
反対側の者は、蝙蝠侍女も分からないと言う。
華やかな二人と比べると、いくらかあの辺境で見た者達のような牧歌的な雰囲気を覚えたが。
最後までしっかりと警戒を続け、階下へと辿り着いた。
足が石畳を踏む。
白く、染め抜かれた様に美しい床と、整えられた花壇に樹木、仄かに香るのは果物か。
お茶会場へ繋がると思しき通路の前で佇む皇女が気安そうに声を掛けてきた。
つい、警戒を忘れてしまいそうなほどにやわらかな笑みを湛えて。
「とても美しい献身と歩みに賞賛を、騎士様。けれどここでそのような振舞いは必要ありません。ここは天上の園、地上の立場など忘れて、今日は愉しんでいってくださいね?」
戸惑うアリーシャをじっと見詰め、けれど言葉に窮していると察したら笑みを濃くして視線を移す。
そっと息を落とす暇を、与えられたのだと感じつつ。
歩み寄ってくる彼女らを前に、アリーシャが広がっていく先の右へ、蝙蝠侍女が左へ付けて接近を阻んだ。
「あらあら」
ともすれば失礼と咎められそうな行動を、皇女は笑って許した。
「今日は素敵なお友達まで連れて来てくれてありがとう、リリアナ」
そうして向かい合った少女が身を縮めているのを見つつ、一歩を踏み出し。
それを遮る様にして蝙蝠侍女が間へ入る。
「単なる握手よ」
「玉座の間での行いを、忘れたとは仰りませんね?」
なにやら因縁じみたものでもあるらしく、断固として譲らなさそうな侍女の無礼もあっさりと許す。
そうして出来た隙間を維持しつつ、リリアナが応じた。
「来たくなかったけど……契約だから」
「ふふっ、なら今日は来て良かったと感じながら帰れる様、精一杯歓迎させて貰うわ」
そうして視線をレイラへ移し、
「アナタ、神ね?」
一目で看破した皇女が胸元へ手をやり、微笑む。
「いずこの神かは存じませんが、ここは身分も無く、敵味方も無く、ささやかなお茶会を愉しむだけの場所……どうか地上の争いは持ち込まれませんよう、心よりお願い申し上げます」
「レイラを他の戦神なんかと一緒にしないで。こんな……綺麗な場所を壊したりなんてしないわ」
「あら嬉しい。まあそもそも、害意を持つ者は扉が反応しなくなるから、アナタが世にも珍しい平和的な神であることは理解するわ。そして、歓迎しましょう、レイラ。素敵なお名前ね」
どこまでも柔らかく、微笑ましく、温厚に。
身分も、存在としての質も分け隔てなく、皇女は接して見せた。
アリーシャもここしばらく研修生のレッスンに付き合うことが増えた為に、作った笑顔とそうでないものをある程度は見分けられる様になっていた。
その彼女をして、皇女に嘘偽りは見当たらない。
心底皆を歓迎し、喜んでいる。
本来、貴族は従者など気に掛けたりはしない。
供回りなど意識に入らず、語り掛けることさえしないのだが。
再び蝙蝠侍女にも挨拶の言葉を贈った彼女は、最後尾に控えていた者へと視線を向けた。
はた、と止まる。
瓶底眼鏡の青年が頭巾を取り、ずいっと前へ出る。
「お初にお目にかかる、皇女殿下…………よろしければアイドルになりませんか?」
いきなり何を言い出すんだこの男は!!!! とアリーシャが憤りと怒りと何故か焦りを覚えて馬鹿の首根っこを掴もうとした。
が、その前に彼を見た皇女が息を詰めた。
「っ――――」
先ほどまで分け隔てなく接していた彼女は、身を強張らせて、青褪めた顔で悲鳴をあげる。
「イ、イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!? 男ぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!?」
※ ※ ※
皇女の悲鳴が雲海に浮かぶ浮島へ鳴り響いた。
左右に控えていた二人も同様、恐怖した顔でPを見て、顔を合わせるのも恐ろしいとばかりに縮こまる。
そんな中、平然とリリアナが蝙蝠侍女を脇へやり、説明をした。
「先触れで私の友人を連れてくると言った。彼は私の尊敬する人で、すごい人」
「リ、リリアナ……、っ、アナタ、正気なの!?」
怯えながらも踏み止まり、どうにか応じてくる彼女にリリアナは動じない。
「駄目なら帰るね」
「っ、っっっっ、おまちになって! お、おどろいただけよっ。そんな、折角来てくれたのにお茶の一杯も飲まずに帰るだなんて言わないで、っ」
一度Pを睨み、けれど半歩下がって息を整える。
そこへリリアナが畳みかけた。
「そちらが言った。扉は害意を判定する。そこを潜り抜けてきた時点で、彼に闘争を求める心はない。なにより彼はこの世界で最初にアイドルを見い出した人。芸能神を奉じて、戦神を否定する、アナタにとっても歓迎すべき人だよ」
「……………………そう。えぇ…………そう、なの」
言いつつやはり睨みを利かせ、皇女は己を整えた。
それから左右で怯えている二人へ声を掛けて、手を貸しながら下がらせると、まだ幾分青い顔で皆を促した。
「騒いでしまってごめんなさいね。あちらに席を用意しているから、まずはお茶を愉しんで貰いましょう…………そこの男も、邪な考えなど抱かぬように」
しっかり警戒しつつ、自ら案内をする皇女へ促されて一同は広いテラスへと足を向けた。
アリーシャは余計な事言った馬鹿の耳を引っ張りつつ、綺麗な姿勢で歩む皇女の背を眺め、そっと一息。
彼女については予めリリアナと蝙蝠侍女から聞かされていたものの、どうにか受け入れて貰えたのは行幸だ。
最悪話も出来ずに追い返される可能性もあったのだから。
あるいは、ああ見えてリリアナが計算高くとっとと逃げる方法として考えていた可能性も残っているが。
「ごめんなさいね、紛れ込んだゴミムシに驚いてしまって忘れていたわ。改めてご挨拶を――――私はクラリッサ=ロワール=レ=オルフェリア。一応は皇桜の国の皇女ではあるけれど、ここでそういった事を振り翳すのは禁止にしているの。どうか立場の別無く、純粋にお茶会を愉しんでいって下さいね」
案内された席では皇女クラリッサ自身が手ずからお茶を淹れて周り、それは当然ゴミムシこと馬鹿も含まれていて、物凄く嫌そうな顔をしつつもしっかりと丁寧な手つきで事を終えると、どうしても耐え難いのかちょっとだけ悪態をついて自分の席まで逃げて行った。
馬鹿、Pは動じることなくお茶の香りを愉しんで、上品に口を付けて見せる。
「うん。見事な腕前だ」
「そ、そうだなっ。皇女殿下自ら淹れてくれたお茶だからなっ」
言葉を拾ってはくれなさそうなのでアリーシャがやや慌て気味に応じる。
するとクラリッサはゴミムシを視界に入れないようにしつつも嬉しそうに微笑んだ。
「そうお気になさらないで、アリーシャ。でもありがとう。皆に少しでもお茶会を愉しんで貰えるよう、いつも頑張って練習しているのよ」
「そう、でしたか……先ほどの振舞いからもそうでしたが、貴女は本当に、ここを身分も争いも無い場所としているのですね……」
男という例外はあるようだが。
「理解して貰えて嬉しいわ、アリーシャ。ねえ、今回はリリアナのご友人として来てくれたけど、貴女も正式にこのお茶会に参加しない? そちらのレイラも、お名前は教えてくれないけど、リリアナの侍女さんも、ここでは本当に身分なんて関係無いの。同席してくれてもいいのに」
唯一席を立っている蝙蝠侍女は顔を伏せたまま応じない。
会話をするのは主、己は脇に添えられていればよい、そういう構えだ。
ややも無礼な振舞いだが、やはりクラリッサは怒る事無く受け入れる。
「ではそろそろ、このお茶会の目的を話して貰いたい。それも知らずに了承などは出来ん」
Pが言うとまた嫌そうな顔をするが、一応はリリアナの友人として扱うことにしたのか固い表情でクラリッサは応じる。
アリーシャとしては、ついため息の出る構図だ。
「っ、このお茶会は、っ、地上で相争い合う男達から心優しい少女達を救済する事を目的に始まったのよ。っ」
どうしても嫌らしいが、それでも我慢するのはそういう理念があるからか。
「ここには過去、男達から迫害を受けて心に傷を持った者が多く居るわ。それを踏まえて発言して頂戴。リリアナの友人ということで一時的に受け入れてはいるけれど、本来男が踏み入っていい場所ではないのよ」
「まるで平和と友愛が女だけのものであるかのような口ぶりだな」
「あら、地上で今も昔も延々と殺し合いをしているのは誰かしら? 親兄弟さえも手に掛けて、信じ合う心もなく、弱い者を虐げて奪い取るばかりの男達に平和と友愛なんて言葉があったなんて驚きよ」
「なるほど。多少、同意しないでもない」
短い言葉にまた少し憤ってみせたが、彼女はもうそういうモノとして扱うことに決めたのか、あっさりPから視線を外してアリーシャ達を見回した。
「けれど、そうね。アナタがアレを見い出したというのなら、いつか私が世界を牛耳った時に勲章くらいは与えてあげるわ」
そこに居並ぶ三名を、クラリッサもまた把握している。
牙の国を嗾け、力の程を推し量り、暴走する蝙蝠侍女を更に焚き付けて援護すらした、大陸最大の国家にして世界征服を国是とする皇桜の国、その皇女は。
「美しく在る事、可愛らしく在る事、それが武器となり得るだなんて……『アイドル』とは本当に素晴らしい兵科よ」
Pの眉がピクリと反応した。
アリーシャが待て、と机の下で袖を掴む。
「暴力だけが支配力足りえた時代は終わる。特異な力は戦場でも大いに役立ってくれるでしょう。アイドルが戦いを変える。それに女達が力を持てば、男達の支配も自然と弱まっていく筈よ。だからね、貴女達とはお友達になりたいの。私の同盟者として力を貸して欲しい。弱者が虐げられることのない、本当の世界平和の為に」
ダン! と瓶底眼鏡の青年が立ち上がる。
皇女クラリッサが最も忌み嫌う男である彼が、アイドルを見い出した、否、持ち込んだ男が、確かに彼女の語った暴力性を孕みつつも雄叫びをあげる。
「アイドルはッッッッ、兵科ではなああああああああああああああああい!!!!」
袖を掴んでいたアリーシャは顔を覆った。
待てと言ったのに、どうしても抑えきれなかった。
と同時に、やはり彼女としても思う所はあった。
クラリッサには見えていない。
彼が齎したもの。
その本質が。
「ふざけるなよキサマ!! アイドルを戦場へ送り込むだと!? 事もあろうに世界平和を語るその口がッ、戦神に惑わされた馬鹿共と同じ理論で芸能神の巫女を扱おうというのか!?」
「無暗に声を荒げないで。そうやって相手を威圧して自分の意見を押し通す、だから男は嫌いなのよッ」
「平和の為にお前は何人殺すつもりだ!? そうやって嫌う男にも母は居てッ、愛する妻や娘が居るかも知れないというのにか!?」
「っ、アナタだって……!!」
Pは彼女の淹れてくれたお茶を飲み干した。
その上で、宣言する。
「俺は誰一人殺さない」
たった一言で静まり返る。
平和を謳いながらも、世界の有り様から逃れ切れていない皇女を前に、芸能を尊ぶ男は再度言う。
「俺は誰一人殺さず、皆を笑顔にしながら世界平和を成し遂げよう。アイドルにはそれが出来る。その素晴らしさも理解出来ぬお前と同盟など片腹痛いわ」
「不可能よ……!! 僻地で一つ成功を拾っただけで思い上がらないでッ!!」
「アレを見ていてまだ疑うか!? アイドルとはっ、人々を幸福に、笑顔にする存在だ!!」
「どうあっても協力しないというの……!!」
「脳筋皇女にくれてやるものなどない。ましてアイドルを戦争の道具にしようと考えている者などにはなァ!!」
そこまで言い合って、ふっとクラリッサの側が身を引いた。
お茶に口を付け、息を落として。
きっと、男相手に言い争っているのも嫌なのだろうとアリーシャは思う。
思考が戦いへ偏りがちなのは自分も同じだからこそ、皇女ともあろう身でここまで考えられている事に驚いてもいた。
豊かな香気を堪能した彼女がカップを置くと、一度目を瞑り、開く。
「そう」
と、一言を添えて。
「ならば奪い取るだけよ」
思わず警戒するも、クラリッサは悲し気に微笑みながら首を振る。
あくまで暴力には訴えない。
ここは、そこから逃げてきた者達の場所だからと。
けれど。
「アイドルの力とは、美しさや可愛らしさ、そして衆目からの信仰。ならその点で私に勝る者は居ないと言い切れるわ」
大陸最大の軍事国家である皇桜の国、その皇女ともなればどれほどの知名度があるだろうか。
所詮は極東の島国でしかない稲穂の国では、人口で圧倒的に劣るのも確か。
クラリッサは静かに微笑みながら続けた。
「加えてここには、私が声を掛けて集まってくれた、麗しき少女達が大勢居る。お願いすれば、きっと沢山の美しくも可愛らしいアイドルとして活躍してくれるでしょうね。私達が貴方達より多くの支持を受け、信仰されるようになれば、アイドルを巫女とする神も私達を無視出来なくなる。その加護もまた、私達へと傾くわ」
「ほう……我々にアイドルで勝負を挑もうと言うのか」
「勝負になるかしら? 皇桜の国が影響を及ぼせる国まで含めると、人口なんて十倍百倍どころじゃないわよ」
「ふ、ふはははははははははははははははははは!!!!」
哄笑するPをクラリッサは忌々し気に見て、息を落とす。
その目はまるで計算の出来ないサルを見る様なものだ。
事実、人口の差は大きい。
一年前までひたすら内乱を続けていた稲穂の国が今一番欲しているのは、人手であることも確かだ。
けれどPは怯まなかった。
未だアイドルについて誤解し続ける愚か者へ向けて、自らの信仰を漲らせて言葉を放つ。
「いいだろうッ!! その宣戦布告確かに受け取った!!」
おい、とアリーシャが慌てるがもう止められない。
領土問題を解消する意図もあった会談だが、根本的な所でズレているのを確認出来ただけ。
分霊たるレイラは静かに兄を見詰め、アイドルを馬鹿にされたと思ったらしいリリアナは拗ねている。
「はぁぁぁぁぁぁ……!! 全くお前と言う奴は!」
そこへきてようやく覚悟を決めたアリーシャが、立ち上がってPの背中を叩いた。
やるしかない。
どちらにせよ、もう稲穂の国は世に名乗りを挙げているのだから。
かつて元老院を制圧した男はこう言ったのだという。
『この戦乱っ、我が国は『アイドル』による文化勝利を目指すのです……!!』
ならば小さな平和を守って立ち尽くすことなど出来ない。
最初から、そのつもりであったのだから。
世界平和を。
アイドルで。
瓶底眼鏡の青年が大いに笑って宣言する。
「さァ――――アイドル戦記の始まりだ!!」
― 完 ―
――――――――――――――――
あとがき
御読了、ありがとうございます。
この物語は公募用に描いたものです。
本一冊分の十万と五千文字程、いかがでしたでしょうか。
作者あわきはプロ作家としての活動を目指して日々執筆を続けています。
本作について感想などいただけますと、今後の活動の助けとなりますので、どうぞよろしくお願いします。
アイドル戦記 あわき尊継 @awaki0802
★で称える
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