『対戦車砲』を主軸にした希少な戦争の物語

列強国から突如、宣戦布告を受けた!

2か国から同時に宣戦布告されてしまい、窮地に陥った国が存亡を掛けて戦う戦闘機部隊の奮闘を描く『イリス=オリヴィエ戦記』

この《外伝》として新たに書き下ろされた新作です。

空で戦う戦闘機部隊ではなく、その下――地上で戦う対戦車砲を運用する部隊を主軸に展開される架空戦記。

戦闘機でも、戦車でも、砲兵でもなく『対戦車砲』という希少な兵科の活躍が見られるのは、本作だけです。

地上戦の主力たる兵科でありながら、何故か注目されることの少ない対戦車砲。これを扱う兵士たちの細やかな心象から、地上で敵を迎え撃つ陣地構築シーンなど、リアリティ溢れる描写は目が離せません。

戦闘機部隊を描いた『イリス=オリヴィエ戦記』もオススメです。空戦、そして地上戦。繋がり合う2つの作品、是非お読み下さい。