二話 1人目

「まーじでどうなっちゃってんのかなこれ」

「ぐるるるるる」

「は、はろーまいねーむいず」

「ぐぎぁぁぁぁ」

「そうですよねぇぇ、会話できませんよねぇぇぇ?!」

「、、、?」

「って襲ってこないな、こいつ怪我してるのか」

「くぅん」

「え、何この子可愛いじゃないの」

「包帯とかあったっけってあるわけないか荷物ないしな」

「買いに行くから待っといてくれよ」

数十分後

「よし、これでどうだ!」

竜の体が変わる

「え?、?!何この子?!竜から人間に変わるとかあるんや?!?!」

「ありがとうございます、ご主人!」

「え、え?俺が主人なの?!」

「はい!!」

(えー?何この子可愛い〜!!!)

「ところでご主人!包帯は一体どこで?」

「盗んできた👍」

「、、、(´⊙ω⊙`)」

「ってわけにはいかないから物々交換してもらった」

「、、😌」

(この子表情筋緩いのかな、、、)

「んで、何で龍になってたの?」

「魔法です、怪我してたので襲われないために龍に変化してました」

「ほう、、魔法教えてくれる?(これ魔法使えたらめちゃかっこいいんじゃね??)」

「はい、どんな魔法が良いですか?」

「えー?出来ればすんごいでかくてー!美しいやつ!!」

「デカくて美しい魔法、、、火焔系魔法ですかね、、」

「えーどんなの???やってみてよー!」

「わかりました外に出ましょうここでやったら洞窟が壊れてしまいます」

「わくわく」

そして外に出て崖の上に立ち詠唱する

「我が炎に準ずるものよ、主人に従い極炎に準ぜ」

山が一つ破壊される

「、、、(あれ、?この子って化け物?)」

「一度やってみましょうか」

「ひゃい?!」

「んー!」

「手に魔力を込めてください、しっかりと一点に集中して」

「、、」

ざざざざざ、、と草原が揺れる

「っ!」

天候が変わる

「?!」

ドゴォン、、、と雷が山を覆う

(あれ、俺もしかしてすごいやつ?)

(無詠唱?!、なぜ?!)

「流石です、我がご主人尊敬の念に値します」

「ありがとっ!」

「ところで、ご主人はこれからどうするのですか?」

「えー?どーしよ、、まずは国とか作りたいなぁ」

「わかりました土地を見つけて参ります」

「え、いや?ちょ?え?」

そうして数十分後

「見つけて参りましたここの土地なら誰も使用権限がありません私たちが使用権をもらいましょう、その為にもまずはお金を稼がないとですね」

「そういや、お金ってどうやって稼ぐんだ?」

(主はお金の稼ぎ方も知らないのか?魔法が使えないのは一定の人数いるから仕方ないが、、一体何者だ?)

「そうですね、基本的にはダンジョンには入り下の階層に行くごとに報酬、まあ基本的には装備とお金ですねこの二つがもらえます」

「ほうほう、ところでダンジョンはどこに?」

「基本的にはベルムングにありますね、他にも大きな国には基本的にあります」

(あー、あのクソ女王の敵対?してる国だっけ?)

「ベルムングにいかれますか?」

「うん、そこに行ってお金を稼ごうか」

「では私の背中に」

「あっとその前に、名前は?」

「ありませんね」

「ありゃ?」

「基本的にこの世界に名前はありません、でも名前があるのは貴族やスパイなど国のために動いたりするような人たちに名前がつけられます」

「ほうほう」

「名前をつけると戦力が大幅に上がります、ですが名前をつけた方の魔力上限が減ります」

「じゃあ名前つけるか」

「いいのですか?!主の魔力上限が減ってしまうのですよ?!」

「元々ないようなもんだし、まあいいかなと?」

「主がいいなら否定はしませんが、、」

「えーとなら、名前はー、、(俺の下の名前はレヴィだから、、)アスナ・レヴィ!」

「、、、」

アスナの体が強化したように見える

「ありがとうございます、」

「んじゃ、ベルムングに行こっか!」

「はい!」

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孤独な世界と異世界転生 @Jj1vCwglxy85244

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