私は小説は作品であり芸術であると思っています。近代小説であっても、カクヨムやなろうなどの投稿小説であっても、自分とは違う考え方や世界観、そこから得られる没入感、読み進めた際の感動、そうしたものを与えてくれる芸術です。しかし、投稿小説には、やはり、自分にとっては、十分でないと感じる作品もたくさんあります。それが悪いといいません。足りないなと思うことがたくさんあるのです。しかし、まさきたま様が書かれている、この作品には、表現描写・人間模様・人称視点、そのどれも、自分の感性にあったそれ以上のものでした。なろう小説のほうで拝見しましたが、言葉が出ないほどの感動を憶えました。たくさんある作品の中では、頭が一つ抜けている作品だと思います。
最初の何話かでは、面白さはわかりません。ぜひ10話以上は読み進めて頂きたいです。
カクヨムの方にも投稿頂きありがとうございます。