私の彼女のたどった道は。甘い金木犀の匂いとともに……。

私、も、彼女、も、「物書き」の道を歩む者だった。

彼女は私をライバル視していて……。

読了後、彼女は何を望み、何を考えていたのだろう。と、しばし物語の余韻にひたりました。

甘い金木犀の匂いが、効果的に使われているショートです。
ずっと、物語に、この匂いが充満しているかのようです。