理想論、社会的差別、陣営論理を本格的に扱ったファンタジー小説です。詳細な作品設定と世界設定、そして緻密な描写と表現も素晴らしいと感じました。強くお勧めします。
一般的な小説とは異なり、思考実験や考察に基づいた分析や独自の視点を含む作品を中心に執筆しています。 創作には多くの時間と労力を費やし、オリジナリティ…
タイトルからしてなかなか攻めていて、その看板に偽りなく、冒頭から容赦のない描写が続く、骨太な異世界ファンタジーです。ただ、作者様が描きたいのは、そういった描写そのものというより、そこを受けてこの…続きを読む
谷山クロネ様の『魔法では彼らに人権を与えられないようです』は、圧倒的な力の差と社会の不条理が交錯する物語で、読者を深く考えさせる戦争ファンタジーです。主人公ファイドが国の管制室で指揮を執りつつも、…続きを読む
文明が多少便利になったとしても、欲望の本質に変化があるはずもない。環境の理不尽を意識しないなら、人はいくらでも残酷になれる。魔法があるなら、当然にその残酷さはより苛烈になるだろう。という意味で…続きを読む
文章書くの上手い!新作たのしみすぎる!
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