ロシア降伏・・そして エピローグ・・

東西から攻め込まれたロシアはスターリンが行方不明。

最高指導者不在で司令部も富岳の空襲で行方不明。

戦闘軍団はスターリンの下した命令をそのまま実行してるのみ。

そして工場群が崩壊してる事で補給も途絶え。


壊滅するまで戦闘を続けたと言う。


後が無いと知ると逃げるか続けるしか無いのが下っ端兵の宿命。

幹部も居なくなった最高指導者の怨霊に怯え戦闘継続。


それも兵力が残ってる間のみ。


補給も無く、戦力は悪魔(ルーデル)率いる雷電部隊に荒され、

満州荒野はまさに地獄の荒野と化してた。


「もうダメだ・・・。」


東洋討伐軍司令、セルゲイ中将は青ざめた顔で枯渇した兵力を精査してた。

書類上の兵士、戦車の残りは一万人、戦車が200両。

書類ではだが。


実質は戦闘可能は戦車が50両。兵士は数字は同じだが。

飢えでロクに動けなくなってた。

当たり前だ。

本国から補給が来ないのだから。

噂は本当なのだろう。

最高指導者閣下が轢死したと言う噂がだ。

しかもあの悪魔はハーケンクロイツを付けドイツ国籍が一機。

悪魔のサイレンを装備し、無慈悲な死の弾幕を張るヤツは。


恐らくルーデルだろう。


ロシアの平原で対戦した経験あるが、ヤツだけは何かが違う。

死神が避けてるのでは?と当時は思ったが。


違う、ヤツそのものが死神だ。

そりゃ死神なのだから死なないわ。


ダメだ駄目だ・・・。弱気になるな。

きっと補充は来る。それまで耐えれば・・。


そう思う指揮官だが、部下は限界だったのだ。


「ウラァ~~!!指揮官、テメ~は何故!!」


と、言いながら短機銃を掃射し、俺はハチの巣。


部下はその後、ヤポンスキーに降伏をしたと言う。


既に食事も途絶え数日。

色々と限界だったのだ・・。


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兵士の指揮官が白旗揚げて降伏を申し入れたそうです。

まあ地上軍はカナダ軍ですがね。

カナダ軍司令部はJAPANのおかげと、初勝利を大喜び。

北方領土を除く大陸利権を入手し、カナダは大カナダ連邦と名を変えます。

ただ武装や航空機産業は我が国に今後もお願いしますとの事。


日本側も大陸には関わりたく無いのでお任せ。

ドイツも旧ロシアを分割占領でウハウハ。

イギリス、フランス、イタリアも地中海沿岸を分割領有。

総統閣下もルーデルに勲章、ヘンシェルは中尉に。

A10はA10BLITZ UND DONNER と命名し、設計を譲って貰える事も確定。


ルーデルさんも生涯の愛機としてBLITZ UND DONNER を一機賞金代わりに譲って貰い、個人所有。

買い物や旅行にも使うそうで。>非武装で所有です。


ロシアが滅びた事で社会主義国家は半島の一部と毛総帥の率いる赤軍のみ。

どちらもロシア頼りだったので武装が枯渇。


蒋介石の率いる中国軍に圧倒され赤軍関係者は壊滅。

蒋介石も日本には逆らえず、台湾の主権を日本にお任せしますと宣言。


欧州の戦災もやっと収まり、大戦も終結。







「長官、終わったみたいですね。」


「ウム、まさかこんな結末とはな。」


「最大の敵がアメリカでした。彼等が覇権を狙わないなら、

祖国も平和なままでしたよ。まあ陸軍が困り種でしたけどね。」


「陸軍に関しては海兵隊が防備兵を置く事で陛下も了解を得ておる。

海軍は現在の艦艇を維持し、修理や新造艦も定期的に行う。

君の資金が元だが。。」


「ええ、お任せします。ですが政治屋には・・。」


「ウム、そこは陛下直轄とし、国庫の鍵は歴代陛下に責任を持って貰う。」


それなら安心と俺も安堵。


すると・・・


「帰るのか?君の居た世界に・・。」


「みたいっスね。では・・・。」


俺は光の泡となり、この時間軸から消える。


そして・・。


「ヤマダ!!お前が勇者??笑わせるな!!」


クラスのDQNにイジられ大笑いされてる。

JK同級生も痛いヤツと蔑まれ。


だがコレが( ・∀・)イイ!!


THE END



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エピローグです。

シナは半島は元を絶たれれば自滅しますので省しました。

ご愛読ありがとうございます。


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勇者連合艦隊 自宅防衛隊 @oidonda

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