まさかのミスから始まるイケメン毒舌妖怪のラーメン店での住み込みバイト!

これでもかってほどの不運に見舞われてしまった主人公サオリ。
昼ご飯を抜きにするほど財政的にも厳しい状況で……。

それでも良い匂いに誘われて入ってしまったラーメン店。
イケメン店主が作る美味しいラーメンをいただき、満足して帰宅しようとしたのだが……まさかの事態発生で、妖怪の世界で暮らすことになりました。

三万文字ないくらいの短編(中編?)なのですが、ぎゅっとおいしい展開が詰まっていて、あっという間に読んでしまいました。

妖怪と聞くと、おどろおどろしいものも想像しますが、本作の妖怪は優しい人(?)がいっぱい。店主のコウキさんも失礼な発言連発で「せっかくのイケメンが台無し!」なのですが、読み進めていくと違う一面も見えてきて、くすっとしちゃいます。

冒頭はとっても悲惨な状況にいる主人公ですが、読んでいてほっこりくる作品です。

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