ラブときしっく No.3
お久しぶりです。ayaasです。何故かけてなかったというと、やる気が出なくて、書けませんでした。すみません。
それでは、どうぞ!
「ラブときしっく」
○
まずは、計画を立てないとな、俺が仕掛けたことをばれないように...
「よし、やるか」
俺のかっこよさを利用して、あおいに告白しよう。了承を得たら、数日経ってから別れる。そして、じんに告白する。
「ふっふー、完璧な作戦!」
「そうとなればやるか!」
おれはノリノリだった。
⚫️
はーさいこー。あおいとも付き合えて、にんにも告白されて、俺ってモテるなー。(笑)
○
放課後あおいを渡り廊下に呼び出しているところだ。
「ん、なんのよ?」
言うことはちゃんと決めてきた。
「あのさ、俺、あおいに一目惚れした。」
「う、うん」
「だから、付き合って欲しい!」
「は、は?」
「あのさ...私じんと付き合ってるんだよね」
「うん、知ってるよ」
「なのに、なんで?トキシックくんもてるし、なんで私なんか」
「私なんかって決めつけるのは良くないよ、で、俺と付き合ってくれる?」
「あの、考えていい?」
「わかった」
よし、迷ってる。あおいは元々俺が好きなはずだから大丈夫だよな。
◎
「え?えええ?///」
「なんで?」
「おかしくない?///」
どうしようかな、じんは幼馴染だからいつでも話せるし、トキシックくんはイケメンで、噂だけどお父さんが不動産会社の社長だって聞いたことがある。トキシックくんは完璧だもんね。トキシックくんと付き合おうかな。
「でも、じんが...」
「こんなチャンス滅多にない!」
「このチャンスをつかみとろう!」
○
俺は、あおいに返事を聞くために呼び出している。
「よお」
「うん」
「早速だけど、付き合ってくれる?」
「う、うん!」
「付き合おう!」
ふっ、作戦通り
「ほんとに?」
「うん!」
「じゃあ、じんと別れてね」
「う、うん...」
あおいの顔がえ?って顔になったc
「ねえ、今電話して欲しいな」
「わ、わかった」
「スピーカーにして俺にも聞こえるようにして」
「うん」
プルルルプルルル
「もしもーし、あおい!」
「もしもし、じん..」
「あおい?どうした?」
「あのね、私好きな人が出来ちゃったの」
「うん...?」
「だから、別れたい」
「え?でも俺ら付き合ったばっk」
あおいが食い気味に言った。
「うん、そうだね」
「ごめん、でも別れたいの」
「そ、そっか」
「わかった」
「別れよう」
「ありがと」
プチ
「はい、別れたよ...」
「うん、ありがとう」
そう言ってあおいを抱きしめた。これはじんを心に残さないように。俺で埋め尽くされて、別れて嫌な思いをするために。
⚫️
未だに実感がわかない。俺があおいと別れた?あおいが好きな人ができた?よく分からなかった。ていうか分かりたくなかった。
◎
トキシックくん強引だったな。なんで、あんな強引だったんだろうな、そんなに別れて欲しかったのかな。
○
計画どうりだな、女子は単純だ。これで数日たったら別れ話をして、じんに告白。完璧だ!
◎
はー、トキシックくんに呼ばれた。なんでだろう?
「あのさ、ごめん」
トキシックくんが急に謝ってきた。
「え?なに?急に謝って」
「俺、あおいのこと好きじゃ無くなったかも」
は?どうゆうこと?あんなに別れろ別れろ言ってきたくせに
「だから、別れよ」
「え、なんで?なんで?」
「じゃあなんで私と付き合ったの?」
「えっと、」
「えっと、じゃないよ!」
「前、女の子は天使って言ったよね!?嘘だったの!?」
「落ち着いてy」
「落ち着けるわけないじゃない!」
完全に私は取り乱している。
「もういい、消えてよ!!」
「はあ、わかったよ」
「はあ、じゃないよ!」
「こっちの気持ちも考えてよ!!」
そう言って私は泣きながら家に帰った。
涙が..勝手に...
○
よし、半ば強引に別れさすことができたな。
泣いてたけど。
「でも、それぐらい!それぐらい!!じんのことが好きなんだ!」
「じんはあおいにはつり合わない!」
帰りながら叫んでしまった。だからか、周りにいた人たちになんだこいつという目で見られてしまった。
「あとは、じんに告白するだけ!!」
ついにトキシックはじんに告白!?.......next
ラブときしっく にんじん@ayaas @ayaas
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ラブときしっくの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます