とりあえず10個の事業を同時にやろう!

10億円あるのだから 9億は投資信託に預けておくとして1億を使って1000万円ぐらいの事業を10個 同時に展開する方がいいんではないか。 もちろん 余裕資産を含めてだが。経営学では余裕資産率や危険 資産率という概念がある。 新しい事業を始める場合は必要とされる予算の倍は資産に余裕があった方がいい。


例えば 旅行に行く時 予算は10万円だとしても結局 20万円ぐらい使ってしまうことはよくあるのではないだろう か。予算100万円だとしても 200万円ぐらいの旅行。 になってしまいがちだ。と言ってもある分しか使えないのだから。


そういう意味でも余裕資産を確保した上でいろんな利用に挑戦する。


1つ。 林業だ。 林業は 軽トラとチェーンソーとがあれば参入できなくもない。 山が必要だけど。副業でやってる人も結構いるようだ。林業 儲からないというイメージがあるが 結局は機械代と人件費の問題なのだ。誰か 専属の社員を雇えば 人件費と利益が出る程度には少なくとも50ヘクタール 規模で行えば 社員2人 程度 雇うことも造作ではない。


1つ。 きのこ産業だ。 私は今まで日本であまり 普及されていない 品目を普及させた経験がある。 変な野菜を売る自信は結構あるのだ。 その中でも きのこは日本はまだ ヨーロッパでは売られているキノコが日本では売られていないことがしばしばある。 きのこ栽培の現場を見学させてもらったことがある。 あれを応用すれば しいたけではなく別のキノコを育てることも可能なのではないだろうか。きのこも二人程度雇えるだろう。


1つ。 食品加工業だ。我が県は 食品加工の分野があまりにも 昭和のままである。 伝統のお菓子も大事だろうが 今風のお菓子も必要不可欠ではないだろうか。 他県から輸入して食べるだけでお菓子でいいのだろうか。 やはり 我が県からも 今時のお菓子を作って発信しなければならない。 これも2人 程度 雇ってみよう。


1つ。 アクアポニックス 実験室だ。 これは本格的にやるときは大規模にしなければいけないが 、魚を育ててみたい。 アクアポニックスとは 魚の糞で野菜を育てる循環システムのことだ。植物工場で行われることもできる。 これも2人ぐらい ペアでやってもらおう。


1つ。 畜産業だ。 まず鴨肉を育成しよう。 鶏肉の加工には許可が必要だが当県は鶏肉産業が盛んである。探せばきっと加工させてくれる鶏肉屋があるだろう。まあいざとなれば作ればいいだけだから。


1つ。 エネルギー業だ。林業部と関係するチームだ。 まず 小水力発電とバイオマス発電について取り組んでいただきたい。 小水力発電とは 水路や川などで ちょっとした歯車を使って発電する仕組みのことだ。 ダムなどにはしない。 バイオマス発電とは 林業で出るC材と呼ばれるちょっと駄目な木や葉っぱや木の皮、チップを使って発電するものもある それがバイオマス発電だ。 とりあえず儲かりそうなので この事業はやっていきたい。


1つ。 野菜製造業だ。 この事業を本格的に成功させ 次のステップにつなげたいところ。 野菜製造業だけは5人程度雇おう。 この事業は 売り上げは大きくなる余地がある。他の事業に比べて確実性が少し低いのも欠点だ。 売り上げの予測が立てづらい。


1つ。 果樹栽培研究室 アンド 農芸作物研究室だ。 これはフルーツや茶ぶどう などといった工芸作物を作ることを研究する準備室だ。 この事業はすぐにはお金にならないだろう そのため 2人程度で十分だろう 配置転換する 余った人数でもいいかもしれない。


1つ。養蜂業だ。 養蜂業に進出するとはちみつと蜜蝋が手に入る。 化粧品業に進出している人も 中にはいるらしい。養蜂業をしながら。


1つ。 油業だ。 我が国の食料自給率は38%であるが 、まかなえていない分の25% つまり 全体の15%分ぐらいは 油なのである。 日本は油がほぼ自給できていないのだ。 油には種類が色々ある 菜種油 ひまわり油 鯨油などだ。当研究室では 亜麻仁オイルとエゴマ油とオリーブオイルについて研究してもらう。 ここも 配属は2人程度でいいだろう。 あと椿油の採取 もやってもらう。 県民の皆さん方から椿の種を持ってきてもらい それをお金と交換する仕組みを確か 佐渡島でやっていたはずだ。それと同じことをここでもする。


まずやるのはこれぐらいでいいだろうか 後々で再検討するとしよう。

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一騎当千!ニートの逆襲!!~21世紀の天下泰平~ メグルハ @meguruha

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