よく見えるようになった分、いろんなもの見に行こう

健康診断の結果、才の近視は相当進んでいた。
聞けば、眼鏡が壊れてからはずっと裸眼で生活していたらしい。

眼鏡をかけずに過ごしていた分、近視が進んでしまった才。
慣れない眼鏡の視界に、「慣れても、すぐに見えなくなるのかな」と告げる才に、主人公の宝は…

約束をしよう。
見えなくなっても、きっとこの世界は美しい。