第8冊 江藤淳という人

挫折したままの書物類。

『江藤淳という人』である。


過去に図書館で借りたことがあった。

全くたちうちできない感を覚えた。

著者は江藤淳の弟子筋の福田和也さんである。

週刊「SPA!」(扶桑社)での坪内祐三との対談は、毎回を愉しみに読んでいた時期があるのだが、この本は読み進めることが僕には無理だった。

著者は、最初に出した本が『奇妙な廃墟――フランスにおける反近代主義の系譜とコラボラトゥール』だったらしく、このタイトルを見れば分かる通り、おそろしいまでの教養の持ち主。

大学のゼミに一青窈さんが在籍していたとの噂があって、そうだとすれば、彼女は江藤淳の孫弟子にあたると考えてよいのであろうか。

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Lesson Again(「書物」) 森下 巻々 @kankan740

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