ちょっとハラハラ。予想通りの展開と予想外の展開の綱渡り。

サラサラと読みやすく、感情移入しやすい文体でセンスの良さが感じられます。
入社の面接であれこれ苦労した経験があることから、わかるわかると共感しながら読ませていただきました。
溺れる者は藁をも掴むの心境で普段は信じていない占いのお告げにすがってしまう主人公に過去の自分を重ね合わせてしまいました。
元気を出させてくれる作品です。