鬱と躁、獣性と最後に残った人間性のドラマ

前半のリアリティある生活描写が、後半の暴力描写を際立てていて面白かったです。

獣となった主人公が、最後の一枚の倫理観で人間に戻るのは、最初からギリギリのところで踏みとどまっている主人公らしくて良かったなと思いました。