第11話 トリあえずルーとお散歩とクエストで仲間がやらかして錬成した魔法武器でスケルトン討伐だよ!
今日はルーを連れて広場にお散歩。
ルーはしっぽを振ってお手手を繋ぐ。
(可愛いなぁ)
広場のベンチで2人で座る。
「お兄ちゃん今日はお散歩日和だね」とルーは言う。
俺は
「そうだな……いい天気でお散歩日和だね」
と返事を返す。
そしてルーの頭を撫でる。
撫でなでされたルーは喜んでそれを受けている。
(んー、ほんとにもふもふ いいよいいよ……)
ルーは何か用があるように顔を動かす。
シェイドはそのことき気づき
「何か聞きたいこと?」と聞く。
コボルトのルーは
「お兄ちゃんは僕になんで優しくしてくれるの?」
と聞くので
「それはルーが俺にとって弟的存在だからだよ」
と返事する。
それに対してルーは
「そうなんだ。これからもよろしくねお兄ちゃん」
とすりすりしてくる。
(あー、なんて可愛い天使なんだルーは)
ルーとのお散歩は笑顔になります。
ある日
俺とルドガーとルーちゃんの3人で
お出かけしていると
「コボルトわんわだ」
と小さな男の子が言ってました。
「可愛いでしょ?ルーって名前なんだよこの子」
「ルーわんわ?」
「僕一応人間と同じだからわんわじゃないけど……いいよ」
と言って小さな男の子頭をなでなでしています。
小さな男の子は笑顔になって
「ありがとう!ルーちゃん」
と言ってくれました。
男の子とルーちゃん両方いい子だね。
とりあえず
ルーの可愛さはこの子には伝わりました。
夜になったら
「お兄ちゃん達そろそろ寝よ?」
とルーから一緒に寝ようと言われて俺の頭は飛んでいきます。
(可愛い……)
今日はルーちゃんと同じ布団で寝ることにします。
とりあえずルーと添い寝します。
朝起きると何故か
ルドガーも俺の布団にいました。
(なんで?)
今日はギルドの依頼を完了させるため
『スケルトン』との対峙をしていた。
『スケルトン』は物理攻撃にめっぽう強くて魔法が効きません。
『物理攻撃』と言えば素早さ、『魔法攻撃』と言うと魔力の大きさである。
強いて言えばシーフとか軽い剣士などいれば行けるでしょう。
矢を降らせてきます。
直撃すると抜けないくらい突き刺さり抉られることであろう。
俺もガーゴイルの劣化版のような敵なのでこのままではアウトですな。
(痛いのは嫌だわ)
『なら物理攻撃とか器用さを補助した装備なら範囲系の魔法の武器を渡しておきますね』
と言われたので
(ワイバーン戦にも使っていたアイテムですね)
と勝手にインベントリ操作で
マジックソナー(魔法武器)
プラチナムピックソード(シーフの武器)を錬成する
今回の討伐クエストのメンバーである錬金術師のマイケル。
それを俺と、ルドガー、ルーに持たせてくれた。
(材料は俺の買ったやつだがまあいいか)
それを使ってスケルトンに攻撃するとあっという間にスケルトン討伐完了というメッセージが
「勝てましたね」
とりあえずスケルトン討伐は終わりました。
トリあえず異世界に行くことになりました みなと劉 @minatoryu
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