目先のエロに走らず、昨今のWeb小説らしからぬ重厚な文体で一字一句を丁寧に積み重ねていく本作は、言葉本来の意味において「官能小説」と呼ぶに相応しいでしょう。BLファン以外にも読まれるべき良作。
目が見えないキャラクター十兵衛なんですが。見えないながらも、聞いて、感じて触ってと重厚に描写される内容はすげえ勉強になりました。ありがとうの意味を込めて星3評価です。僕の作品にもこの表現力を取り入れたい………クッ悔しい……
タイトルに!?(小心者)ってなりましたが、書き出しは動きを感じさせる見事な描写で、でも……堕ち?これは気になります。深い物語の始まりを予感させる書き出しです。