短いながら見事な展開

前半の純愛・耽美ものから、後半にかけて恐怖展開する流れは短いながら見事だと思います。特に、途中の紳士がいいアクセントになっているのだと思う。耽美的感じ⇒意外に恐怖しない紳士との平然としたやり取りや感情の動き、人面瘡⇒現代に戻り酒場でその本人にあって、耽美でなく、コロシテ……展開でオチが素晴らしいものでした。流れが鮮やかで、お手本となるようなわかりやすさもあります。