M男の俺が異世界転生したらいつの間にか最強だった件

とにかくズッキーニ

第1話ある男の終わりと始まり

ある男が裸でベッドに体を拘束され口に猿轡をされている。そして、エナメルボンテージを着ている女が男の首を絞められながら遊んでいた。

(やばい、気持ちいいけど息ができない)

しかし、猿轡で声がだせない。

(やばい死ぬ)

そうして、意識が遠のいていく。


*********


水をぶっかけられた。水による衝撃と寒さ、体にある傷の痛みで快感を感じていると周りの腐臭で目を覚ます。

「奴隷早く働きなさい」

見たこともない美女が命令をするように言ってきた。その見た目は角や翼があり、まるで悪魔のような見た目をしていた。


周りを見回してみると鉱山の洞窟のような場所であり、人間はオンボロの服を着て、剣で見たことない生物と戦っていたり、ピッケルなどで鉱物などを採取している。



そして、悪魔のような見た目をしている者は見渡す限り全員が女であり全員が美女であったそして、鞭で人間を痛めつけて働かしたり、他の悪魔のような奴と談笑していた。


とりあえず自分の状況を知りたい

ふと下を見ると、かけられた水の水溜りに自分の顔が映る。そこには金髪青目の洋風な顔をしたみすぼらしい格好をしたイケメンショタが映っていた、10歳くらいだろう

「転生したのか?」

そういえば体が小さいし軽いし視力0.1でメガネ無しではボヤケていつも見えていたのにいまでははっきりと周りが見えていた。

「第七班長、ルイが目を覚ましたよ」

隣の10歳くらいの女の子が言っている。

「おい、ルイ目を覚ましたなら早く手を動かせ!また、ぶん殴られるぞ」

第七班長と呼ばれた30歳くらいに見える男が心配そうな目で見てくる。

「お前のせいで俺もやられるだろ」

班長の隣にいる20歳くらいの男が俺に詰め寄ってきた。この3人には服の胸元に7の数字が書かれていた。

自分の服を見ると7の数字が書かれていたので自分も七班なのだろう。

とりあえず、手元にあったピッケルでその七班がピッケルで掘っていた場所の近くを一緒に掘っていく。

多分ルイとはこの体の持ち主の名前だろう。

自分としては、殴られるのも鞭打ちも最高なのだが、状況がわからない今はとりあえず周りに合わせるしかなかった。



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M男の俺が異世界転生したらいつの間にか最強だった件 とにかくズッキーニ @moritaka0815

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