概要
薔薇を愛でていた百合の話。
誰と何を話していても『何話してるのっ?』と語尾に【☆彡】でも付いているような勢いと人懐っこさでじゃれついてくる、小動物さながらの可愛らしさ。太陽みたいな笑顔。
当然のように、容姿にも恵まれていた。小さくも均整の取れた身体に、誰もが羨む小顔。部品も配置も整っていて、化粧もしていないのに、偶像そのものだった。単なる木偶の坊だった私なんかとは違って。
――なのにその子が、私のことを、好き?
(以上抜粋)
当然のように、容姿にも恵まれていた。小さくも均整の取れた身体に、誰もが羨む小顔。部品も配置も整っていて、化粧もしていないのに、偶像そのものだった。単なる木偶の坊だった私なんかとは違って。
――なのにその子が、私のことを、好き?
(以上抜粋)
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