気付いたら言葉の先を先を、と読み進めてしまうような作品です。暖かい、穏やかな中に仄暗い闇を感じられます。広い道を歩いているのに、気付いたら奈落が見えていた。そんな危うさと優しさの狭間を味わえることが面白いですね。