概要
二人の少女の物語は、まだ終わらない。
東京大学の桜舞う季節、古典好きの白川雪緒は、小太陽のような星野陽葵と高校の約束を果たし、同じ寮で暮らす。春から冬まで、二人は和歌同好会に入り、晴窗で共に作歌し;手忙しく煮たみかん鍋で驚きを分かち合い;図書館で夜通し勉強し、月明かりの下で励まし合い;雪のイチョウの木の下で心を込めた短歌を紡ぐ。
病榻の温粥、屋上の眺望、手のひらのみかん飴、本の桜しおり……これら細やかな暖かな瞬間は、雪緒の和歌帳『五言ノート』に刻まれる。波乱万丈な奇跡ではなく、ふたりが互いに支え合い、少しずつ成長していく青春記事。
イチョウの葉は散り芽吹き、桜は咲き散る。ふたりの物語は、みかんと墨の香りの中で緩やかに続いていく。
病榻の温粥、屋上の眺望、手のひらのみかん飴、本の桜しおり……これら細やかな暖かな瞬間は、雪緒の和歌帳『五言ノート』に刻まれる。波乱万丈な奇跡ではなく、ふたりが互いに支え合い、少しずつ成長していく青春記事。
イチョウの葉は散り芽吹き、桜は咲き散る。ふたりの物語は、みかんと墨の香りの中で緩やかに続いていく。
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