大学
かつての非モテはイキりオタクと完全変態を遂げていた。麗しき2chとノイズ音楽の日々。サブカルチャーこそ至高。否、カウンターカルチャーこそ嗜好だと宣う自分の影はヤニで汚れた歯よりも薄汚く思えて何もかも嫌になった。他人に蔑まれ過ぎた為、他人を攻撃するようになってしまった自我の怪物は余りにも哀れであった。魂のアソコは飢饉の大地よろしく乾き切り、カップ酒でも垂らしてくれと言わんばかりの不毛の地であった。
これで犯罪を侵さなかったのは不毛の地に悪の華を添えたようなものか。
グロテスク・クロニクル MutagenicityReactor @MuRe22
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。グロテスク・クロニクルの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます