竜の躯、庭付き一戸建てになる
縁代まと
竜の躯、庭付き一戸建てになる
「おおおッ!! これぞ理想の住宅です!!」
人の数だけ家がある。
家の数だけ人がいる。
その中には「ちょっと変わった家が欲しい」という人間もいるもので、そういったニッチな需要に応えるのが俺、テオが務める不動産会社だった。
土地の売り買いだけでなく建築まで扱っているので細部までこだわることができるのが強みだ。
本日俺が担当した客は生粋のドラゴン好きで、今日も小型ドラゴンの角飾りやドラゴン柄のシャツ、ドラゴンの鱗模様のロングコート、ドラゴンの革の靴という奇抜な出で立ちをしており、極めつけは名前までドラゴニアスと改名した青年だった。
身長は高いし、束ねた長い金髪に碧眼を持つなかなかの美青年なのにじつに勿体ない。
俺なんて黒い短髪はともかく、緑色をした三白眼で背もそんなに高くないので隣に立つと天と地ほどの差がある。勝ってるのはファッションと年齢くらいだ。
何が彼をここまでさせるのか俺にはわからない。
ただ、こういう趣向のわかりやすい客は大歓迎だ。
いの一番にドラゴニアス氏を案内したのは『ドラゴンの躯をそのまま利用した住宅』だった。
魔力をたっぷりと溜め込んだドラゴンは死後もすぐには腐らず、体内も魔法の影響で外から見るより大分広い。
もちろんいつかは土に還るが、それは人間から見れば長い長いスパンでのことなので、今日紹介した物件も向こう二百年は安泰だろう。
ドラゴニアス氏は庭から伏したドラゴンそのものな外観を見るなりキラキラと目を輝かせた。
よし、初手は好感触。
ドラゴンを愛玩している客なら激怒させていたかもしれないが、ドラゴンを素材として用いたものを身に着けていたので高い確率でイケるだろうと踏んだのだ。
「中は住宅として使えるよう加工していますが、可能な限り元の素材を活かしてあります。さあ、どうぞ」
「ありがとうございます! いやァ、これは奮発し甲斐があるなぁ!」
もう購入待ったなしの反応だ。
ドラゴンは個体数が少ない――というよりも、人間の住む地域に姿を見せる個体数が少ないため、こういう住宅は滅多に作られない。
これも有名な個性派デザイナーがどうしてもと手がけたものだ。
それ故に値が張る。貴族やS級冒険者くらいしか手が出せない。
そう、このドラゴニアス氏、この国では名の知れたS級冒険者なのである。
冒険者になったのも「生でドラゴンに会いたいからですよ!」という筋金入りだ。
つまり冷やかし目的ではない。
俺は気合いを入れつつ内見を進めた。
***
まず玄関はドラゴンの口である。
口は閉じた状態で、歯の一部を削ってドアを取り付けてあった。ドラゴンはどこもかしこも硬いので大工がオリハルコンの工具を持ち出したほどだ。
舌の形に添って特殊な板と石を敷き詰めたため、入ってすぐ階段のような段差ができてしまったが、高級旅館のようで悪くはないと俺は思う。
ドラゴニアス氏も気に入ったようで「むしろ舌そのものに毎日出迎えられたかったなぁ。でもこれも素敵だ!」などと言っていた。
毎日ドラゴンの舌にいってきますとただいまを伝えそうな勢いだ。
喉奥へ続く廊下を進むと、この辺りから魔法の影響で特殊な空間に変わり始める。
この魔法は我々人類によるものではなく、元々はドラゴンが使っていたものだ。宝石類を好むドラゴンが見つけたお宝を奪われないよう飲み込み、しかし消化しては元も子もないので一旦安置しておく『保管庫』として使われていたらしい。
その魔法は強力で、死後もこうして残っているのである。
本来はドラゴン研究家くらいしか知らない事柄であり、俺もドラゴンの亡骸を住宅にする際に初めて知ったが、さすがドラゴニアス氏。俺が説明する前から知っていた。
「その昔、一国を飲み込むほどの魔法を駆使するドラゴンもいたそうですよ。いいなぁ、その国に滞在して飲み込まれてみたかった……」
「そ、それは当時の方も驚いたでしょうね。一体どこでそんな話を?」
「ラルクスダンジョンの最下層で見つけたジェイボンの書に載ってました」
去年国宝に指定されたやつ!!
声高らかに指摘しそうになったのをグッと堪え、俺は「貴重な書物ですね!」とひとまず受け流した。
S級冒険者は住む世界が違いすぎる。
気を取り直して広々としたリビング、トイレと風呂場に案内する。
下水や水道の工事はかなりの技術を要した。
問題なく終わったことを確認したため大丈夫だろうが、万一暮らし始めてから不備があった場合は連絡を頂ければすぐに対処することを伝えておく。
特殊な物件を取り扱う我が社はアフターケアもばっちりだ。
なにせ物件により起こる不具合が異なり、俺たちも色々と模索しながら住めるようにしているのだ。その分専門性が増し、対応できるのも我が社だけになっている。
それを事前に購入者にも説明しており、購入代金にも対処費が含まれているので問題はないが、都度都度こうして何回も説明することは大切だ。
次にパーティールームに案内する。
ここはドラゴンの胃を加工した部屋で、見上げるほど高い天井が売りだ。
王宮のダンスホールかと思うほど広いが、S級冒険者ともなればきっと顔も広い。この部屋を活かす日も来るだろう。
――それはそれとして、ドラゴニアス氏は「まるでドラゴンに食べられたかのようです! ここを寝室にします!!」とはしゃいでいた。先に別のことで活かされそうだ。
「寝室は三階にあります。そちらを見てから決めるのは如何ですか?」
「三階ですか!?」
「はい、移動は一階の転移エレベーターを使うのであっという間ですよ」
転移エレベーターは慣れっこなのか「へー、転移エレベーターか……」という素っ気ない反応だった。
なお、転移エレベーターは普通は王族の使用する施設にしかないので一般人は存在すら知らないことが多い代物である。
ひとまず気を取り直して俺たちは四階の寝室へと向かう。
ここで披露するセールストークは決まっていた。
「ご覧ください! 何の変哲もない寝室に見えますが――この部屋、じつはこの家の中でドラゴンの脳に最も近い位置に作られております!」
「な、なんだってー!!」
ドラゴンの脳は死後も魔力を溜め込んでいるため、下手に触れられない。他の臓器もそうだ。
持ち主はすでに死んでおり生命活動はしていないものの、腐ることなく体内に存在し続けている。
ここは魔法により歪んだ空間に作られており、座標は丁度脳の真下だった。
そして住宅化できた空間の最上部に位置している。
俺の言葉を聞いたドラゴニアス氏は目をぱちくりさせた後、唇を震わせて「それは素晴らしい!!」と言うなり感極まって俺を抱き締めてぐるんぐるん回り始めた。
やめろ! テンションを下げてくれ! 上がってた方が都合が良いけど!
S級冒険者の回転による遠心力がエグい!
「ハッ、失礼しました! 嬉しくなるとついつい……」
「い、いえ、気に入って頂けて嬉しいです」
髪型を整えるふりをしながら首がちゃんとくっついていることを確認する。
よし、S級冒険者にハグされて回転されて死亡、なんて嫌な死因からは逃れられたらしい。
少し足元がおぼつかないが、案内を続けよう。
そう思ったところで違和感があった。
「……?」
「どうしました? もしやどこか傷めたんじゃ――」
「いえ、大丈夫です。気のせいでした」
妙な気配に少しぞわりとしたものの、今はもう何もない。
ドラゴニアス氏は特に何も感じていないようだ。
S級冒険者が平気な顔をしているなら大丈夫だろう。とりあえず仕事を優先し、俺は下の階へと戻ることにした。
***
ドラゴンの中はとにかく広いので、その分部屋数も多い。
リラックスルームと銘打った部屋にはドラゴンの炎を利用した消えない暖炉が設置してあった。
この炎はキッチンでも利用させてもらっている。
炎を固定するのは意外と楽だったので、さすがドラゴンの体内だなと感嘆したものだ。外部ならもう少し骨が折れただろう。
シアタールームでは大きな映像クリスタルによる大迫力の映像を楽しむことができる。
しかも丁度いい感じに音が反響するので臨場感もたっぷりだ。
ドラゴニアス氏は「ここでドラゴン映画を見ます!」とはりきっていた。それはその映画を撮った監督もびっくりすると思う。
書斎には天井の一部から飛び出したドラゴンの骨があった。
ドラゴンの骨にも魔力があり、周囲にある物の劣化を抑える効果があるとわかったためだ。この書斎に保管した書物は千年後も読める状態を保っているだろう。
鱗を取り去るのが大変だったが、各部屋にはバルコニーもあった。
ここからの眺めは最高だ。
しかし更に良い眺めを誇る場所がここにはある。
「さあ、こちらへどうぞ。とっておきの屋上ですよ!」
――ドラゴンの背中、丁度翼の真ん中に出ることができる屋上だ。
まるでドラゴンの背に乗って空を飛んでいるような、竜騎士気分を味わえる場所である。
ドラゴニアス氏は再び俺をハグしようとしたが、堪えたような表情を見せると代わりに自身の指をガシッと組んだ。
「最高です! とっても最高です! まさかこんな家に巡り合える日が来るなんて……」
「ではこの住宅で――」
「はい、決定です! 即日現金でお支払いします!!」
王都並みの土地を買える値段を即金で払わないでくれ、売る側も困る。
しかし喜ばしいことに違いはない。
俺は嬉々として契約書を取り出した。ここに血判を捺せばすぐに本社に連絡が行き、手続きが行なわれるといった寸法だ。数時間以内に住宅はドラゴニアス氏のものになる。
支払いについては動く額が大きいため、本社でもう一度話し合う形になるだろう。
久しぶりの大きな契約だ。
俺もきっと昇進できるはず。仕事人間すぎて女の子と縁がなかったが、少し上のポジションになればプライベートに時間を割けると聞いたので、ここから頑張ればあっという間に家庭を持てるだろう。
そんなことを考えていると――またあの違和感が体を駆け巡った。
ドラゴニアス氏はやはり何も気づいていない様子だ。
「テオさん?」
「……あの、ドラゴニアス様。貴方の冒険譚は色々と聞き及んでいますが、ほとんどが機密扱いで詳しいことは存じ上げません。なのでお訊ねしたいのですが……魔法はお使いになられますか?」
「魔法? あぁ」
ドラゴニアス氏は情けなさげに笑って頬を掻いた。
「そっちはサッパリなんです、剣の腕が立つだけですよ」
「……!」
S級冒険者が気にしていないのだから大丈夫。
そんな風に軽く考えていたのがいけなかった。
S級冒険者が近くにいるのだから魔力が乱れて当たり前。
そんな風に思い込んで気にしなかったのがいけなかった。
ほんの僅かな乱れだった。
その乱れをドラゴニアス氏と内見に訪れた時から感じ取っていた。
なにせ――このドラゴンの躯を住宅にする際、デザイナーや大工と共に作り上げたのはこの俺なのだ。俺はドラゴンの内部に残る魔法の影響を整え、転移エレベーターや炎の固定を担当した。
だからこそ微々たる乱れにも気づけたが、あまりにも微弱だったため気にしていなかったのだ。
作った家の屋根を猫が歩いていたとして、それに気づいて騒ぎ立てるだろうか。そんな感じである。
特に今回は――と、脳内で繰り返しそうになった言い訳を止めてドラゴニアス氏に叫ぶ。
「不測の事態です! ドラゴニアス様、玄関へ戻……」
どくん! と、大きな鼓動と同等の魔力の波が家の内部に響き渡り、俺の施した魔法が一瞬で蹴散らされるのを感じた。
その直後、左右にあったドラゴンの翼がばさりと持ち上げられ、凄まじい振動が俺たちの足元から湧き起こる。天に向かって吹っ飛ばされるのに二秒と掛からなかった。
俺は空中で風の魔法を使い体勢を制御し、屋上として加工していない部分に着地する。
衝撃も散らしたがクッソ痛ぇ!!
両足付いてる!? 付いてる!
安堵したと同時にドラゴニアス氏の姿がないことに焦ったが、彼は普通に着地し普通に俺を掻っ攫うと普通にドラゴンの背中から脇腹にかけて駆け出した。
「ぎゃァ! お、おち、落ち」
「風の障壁宜しくお願いします~!」
数十メートルの高さからの大ジャンプだ。泣きそうになりながら言われた通り風の障壁を張る。
ドラゴニアス氏はそのまま綺麗な体勢で着地した。
「わ、足元だけのつもりでしたが全面に張ってもらえるとは! やり手ですねテオさん!」
「火事場の馬鹿力だドアホ!! ……コホン。と、とりあえず怪我もなくて良かったです」
そんな俺たちの真後ろから凄まじい風圧が押し寄せる。
振り返るとドラゴンの躯――だったはずのものが翼をはためかせ空高くに舞い上がったところだった。
……あの違和感はドラゴンの内部に再び魔力が走り始めたから起こったもの。
体内を駆け巡る魔力は血液と似ており、死ねばその場に停滞する。
ドラゴンの魔力もずっとその場で止まっていた。だというのに、それが少しずつ流れ始めたのだ。
その違和感が産毛を撫でる微風のように感じられていた、というわけである。
「はぁ、死んでも復活する不死竜がいるとは聞いてたけど……アレがそうだったのか……」
数百年前に一件だけ報告のあったドラゴンだ。
空でペッペッと家具を吐き出すドラゴンを見ながら俺は尻餅をついた。見ろよあれ、復活したら早速削られた歯や鱗まで再生してやがる。
命は助かったが、大金をかけた住宅は助からなかったわけだ。
ああ、俺の夢はまた遠のいたどころかスタート地点の更に後ろまで吹っ飛ばされたかも。
そう泣きそうになっているとドラゴニアス氏が俺をひょいと抱えて走り出した。
「テオさん、さあ契約の続きをしましょう!」
「はい!? ですが、もうドラゴンは……」
「私、ドラゴンが復活したこの土地に家を建てます! 浪漫がありますよね! もちろんさっきの家を買う費用も上乗せしますよ、そちらの会社に潰れられては困りますから!」
思わず絶句してドラゴニアス氏を見上げてしまう。
総資産いくらなんだ、この人……。
「た、たしかにああいった家を立てられるのは我が社だけですし、ドラゴンが伏していた土地なので魔力も残留していて価値ある場所になっていますが、金額が」
「少ないですか?」
「多すぎます!」
「ならテオさん、私の友人になってたまに遊びに来てくださいよ」
更に絶句した。
思考回路どうなってんだ、この人……。
「不死竜が目の前で蘇り、元気に飛んでいった様子を見たのは私とテオさんだけ! 私、あの様子を絵に描きたいんですよ。同じものを見て体験した人にアドバイスを貰いながらなら捗ると思いませんか!」
「そ、それでなぜ友人に……」
「?」
「……あー! 好きなものが絡むと距離感がバグる人!!」
ハグからの大回転もそうだ。この人はそういう人間なのである。
しかもドラゴンマニアを極めててすべての判断基準がそれを中心に回っている。
それなら仕方ないか、と納得しかけたものの、金額が金額なので「いやいやそれはおかしい」と思い直した。しかしドラゴニアス氏は引かない。
「お願いします、それにここに住宅を建てるならテオさんがまた魔法の調整をしてくれるんですよね? 私も見学に足繁く通う予定ですし、顔を合わせる機会も多いと思うので、ぜひお友達から!」
「語弊が凄い! 語弊が!」
「そして今日のことを熱く語り合いましょう!」
「ドラゴン仲間が欲しいだけじゃないですか!?」
ひとまずずっと抱えられていたので下ろしてもらい、服の汚れを叩いてから背筋を伸ばす。
納得できない部分も多いが、とんでもなく貴重な客であることには変わりない。俺の一存で断るなどやってはいけないことだ。
俺は仕事を全うすべく大きく息を吸い込んだ。
「――この件は一旦持ち帰り、ご依頼と共に社長に相談させて頂きます」
「ありがとうありがとう!! 楽しみにしてます、いや~! ホントに楽しみだな~ッ!!」
「まだっ……受けると、きまっ……た、わけじゃないので! 回らないで! 回らないで!!」
今日は何回も三半規管がシェイクされてる気がする。
この人と友達になんてなったら何度もこれを経験することになりそうだ。
「あ、そうだ。ここに通信魔石があるんで社長の連絡に使います?」
「……それ、かなりのレアものでは……」
「ちなみに受け手側に受信魔石を自動生成するタイプです」
「……それ、国宝級……いや、もう貴方にこういう疑問を抱くだけ無駄ですね」
お借りします、と社長に連絡すると、あちらも大層驚いた様子だった。
気持ちはよくわかる。痛いほどよくわかる。
しかしその後、即「じゃあドラゴニアス氏の要望をまるっと飲んで契約しといて」というGOサインはわからなかった。全然わからない。このまま家に帰ってメシ食って寝たい。
社長には孤児だった俺を引き取って育ててくれたという恩があるが、しかしこんな形で返させるのはどうなのか。
もっといい形で返しますよ、俺。
しかしこの状況で断る勇気は俺にはなく、提示された条件を飲むとドラゴニアス氏に伝えると再びハグされた。
何度も体験することになるかもとは思ったが、それがまさか十数分後だとは思ってもいなかった。酔い止め魔法を覚えようと心に固く誓う。
「テオさん、これから新しい家共々宜しくお願いします!」
「は……はい、宜しくお願いします……」
――こうして、女の子と縁は結ばれなかったものの、ドラゴンマニアのS級冒険者との縁は結ばれたのだった。
そしてきっと、これからここに建つことになるであろうドラゴンマニアの家とも。
なにせ、敢えてドラゴニアス氏には伝えなかったが、不死竜は『同じ場所で生と死を繰り返す』と言われているのだ。
だからこそあの不死竜はわざわざ人間の住む土地――人間の住むようになった土地まで来たのだろう。つまりここに住んでいればいつかまた再会できる。
うんと長生きしなくてはそれを見ることは叶わないが、多分この人と長く接していたら、俺はいつか言ってしまう。
彼の場合は過度だが、喜んでいる人を見るのは嫌いじゃない。そうでなきゃこんな仕事はしていないだろう。
そしてそれを聞いたドラゴニアス氏は、何としてでも長生きする方法を探し出そうとする。それだけの実力がある人だ。
だからここに建つ家は長持ちする最高のものにしなくては。
魔法を何重にもかけて、ドラゴンの骨がなくても保てるようにして、いざ不死竜が戻ってきた時にはサッと移動できるように大型転移魔法も仕込んで――うん。
(……なんて、そんな思考に落ち着くんだから)
思っているより、結ばれた縁は固結びらしい。
俺は苦笑しつつ「あと、お手柔らかにお願いします」と差し出されたドラゴニアス氏の手を握った。
竜の躯、庭付き一戸建てになる 縁代まと @enishiromato
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