ほっこり可愛らしい、されど読み進めるほど深く響く物語です

無垢で可愛い紺紺と、彼女を見守るクールな先見の公子の中華風後宮謎解き物語です。
擬音が多用され、童話のような語り口で進む第一章と、徐々にシリアスになり二人の過去が明かされてゆく第二章。第二章の登場人物達の心情描写は素晴らしいです。
読み進めるほどにひきこまれてゆきます。

彼らの謎と最後の結末をどうぞ楽しみにして読んでください。

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