応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 愛ゆえのクーデターが、ロマンティックです。対象がなかなかの女性だったのが気の毒ですが。そのお友達がかのジョゼフィーヌというのも、彼女に惚れ込んだのがボナパルトというのも、因果な話です。

    オッシュの登場が嬉しかったです。彼は、フランスの豊臣秀吉(ただし、媚は一切売らないタイプの)だと思っています。

    最後に、やっぱりカッコいいフーシェです。オルヴォワール繋がりが、お見事です。

    ロベスピエールには自殺未遂説(狙撃とも)があって、テルミドールのクーデターを思う時、私はいつも、顎の銃創の痛みに思いが行ってしまうのですが、これからは、タリアンの純愛ついても思いを馳せることができそうです。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    タリアンの恋バナ、あんまり出したくなかったのですが(笑)、気がついたらメインになっていました^^;
    タリアン自身は純粋に愛していたんでしょうけど、相手のテレーズが奔放すぎるというか何というか……収監したロベスピエールは正しかったと思います。
    テレーズを描くと、ジョゼフィーヌもセットでついて来るから、話が拡散しないように必死でした^^;
    オーディン、じゃない(笑)、ナポレオンもホント、よくこの人と付き合う気になったよなぁ、と。

    オッシュさんももうちょっと描きたかったです。
    でも話の拡散が……^^;
    オッシュ、最初の奥さんを大事にするあたりは秀吉っぽいですね……浮気するあたりも^^;

    そしてフーシェ。
    フランス革命ものでお話を締めてくれる、貴重な人です。
    拙作の場合は少年王への想いを背負ってるので、かっこよさ倍増しております(笑)

    ロベスピエールは、昔読んだ歴史学習漫画だと、最後はほっかむりというかマスクみたいなものを巻いて死ぬシーンがあって、それが印象的でした。
    私もそっちに思いが行ってしまう傾向があります^^;
    でもタリアンのおかげで、私もそれだけじゃないテルミドールを思うことができそうです。

    ありがとうございました。

  • ローズもテレーズもすごいなぁと感心していたら
    ブナパルテ!まさかここでナポレオンに繋がるとは

    ロースがジョセフィーヌだったとは全然念頭に無かったのでとても驚きました
    すごい仕掛けですね(西洋史に詳しい方ならすぐわかるのでしょうか)

    そして策士のフーシェさんの矜恃を最後に見たような気がしました
    一矢報いたその姿に清々しさすら感じました

    作者からの返信

    ローズもテレーズも、革命期に生きる女として、精一杯生きた人だと思います。
    しかしここまで華麗に生き、そして生き延びるとは凄いなと感心します^^;

    ジョゼフィーヌについては、調べていくうちにローズという名前でそう呼ばれていたと知り、これは使わないとと思って(笑)、こういうしかけにしてしまいました^^;

    ラストシーンについては、書くかどうか悩んでいたのですが、やはりシモンがルイ17世の獄吏だったということから、このネタは使っておこうと思って書きました。
    お褒めいただき、恐縮です^^;

    そして、レビューありがとうございます!
    何だかんだ言って、私の「フランス革命もの」は、フーシェを軸に描いておりますので、そのフーシェの「戦い」を取り上げていただいたことがうれしいです。
    そしてフーシェの戦いを取り上げてくれたからこそ、ラストの「スカッとします」が冴えていると思います!

    ありがとうございました!

  • ハラハラしました
    タリアンは小早川秀秋の立ち位置でしょうか

    それにしても翌日すぐに処刑なんですね
    ロベスピエールも少し度が過ぎたはずですが弁解の余地も何も無いのは少し気の毒でした

    フーシェさんはすごい✨

    作者からの返信

    おっしゃるとおり、タリアンは小早川秀秋ポジションだったと思います。
    性格的に、そんなことしないだろうと思っていたら……という感じの^^;

    ちなみにロベスピエールらの翌日の処刑なんですが、いちおうは裁判を受けてから処刑されてます。
    でもこの速決裁判方式は、そもそもロベスピエールがやっていたことなんで、そこら辺が運命の皮肉というか何というか……。

    これらの一連の流れを導き、演出したフーシェは、確かに凄いと思います^^;

    ありがとうございました。

  • 04 タリアンとフーシェへの応援コメント

    フーシェさんの一筋縄で行かないと言うか1枚も2枚も上手というか
    策士という言葉では言い足りないですね

    タリアンもそれは分かってるのにフーシェの術中にハマりそうですね
    テレーズにそんなに惚れてるんですね💕︎

    作者からの返信

    フーシェはこのテルミドールのクーデターの首謀者と言われていますが、具体的に何をしたかが伝わっていないんですよね……^^;
    だから、こんな感じで暗躍していた、という風に描いてみました。
    何か不気味な感じが出ていれば幸いです(笑)

    タリアンはテレーズに惚れていて、それ自体は別に悪いことでも何でもないんですが、そこをフーシェに付け込まれてしまいます。
    ロベスピエールとしては、タリアンをテレーズから離しておかないと、タリアンが駄目になると思って収監していたんでしょうけど、それが裏目に……^^;

    ありがとうございました。

  • こちらの作品でもお世話になります!

    作者からの返信

    こちらこそ、よろしくお願いします!

    ありがとうございました。

  • 03 テレーズとローズへの応援コメント

    隣の人と恋仲になれる
    どんな感じで収監されてたんでしょうね
    ローズも男を虜にするタイプでしょうか
    いよいよテレーズが動きましたね
    自分からさよなら(;_;)/~~~
    タリアン慌ててしまいますよね

    作者からの返信

    けっこうゆるい監獄だったと思います。
    こいつらどうせギロチンだし、みたいな諦念もあったかもしれません。
    実際はどういう収監っぷりだったかは謎ですが、ローズとオッシュがつきあっていたのは史実なので、たぶん監獄内なら行き来できたのではないでしょうか^^;
    そしてお察しのとおり、ローズさんも男をイチコロにするタイプです。
    そのあたりは最終話にでも……^^;

    そしてテレーズさん、ついに歴史を動かした「ラストレター」を出しました。
    わりと柔弱なタイプのタリアン君も、これには焦り、そして……^^;

    ありがとうございました!

  • 02 タリアンとテレーズへの応援コメント

    こういう男を狂わす系の女性はいつの時代もいるのですね
    なんか衣装からしてすごいです
    自由人ぽい…まさに自由の女神ꉂ🤣𐤔

    ダリアンさんの史実を知らないのでどうなるのか見守りたいです

    作者からの返信

    なんというか、最初はフーシェがタリアンをたぶらかすというプロットだったんです^^;
    テレーズを助けたかったら言うことを聞け、みたいな。
    ……でも、テレーズさんのことを調べたら、何か凄い女の人だった、ということで^^;
    最初は、コルセットとかそういう暑くて苦しい格好できるか、という動機だったと思うんです。
    しかしこの時代は下着がなくて……でもまあいいか、と「自由の女神」になっちゃうテレーズさんはホント凄いと思います。

    そしてタリアンさんは、そんなテレーズさんを見てしまい……^^;

    ありがとうございました!

    編集済
  • もはやフーシェが死神のように(誉め言葉です汗)なっているのがすごく良かったです!
    女性たちのしなやかな強さに胸のすくような思いでした。素晴らしいお話でした。ありがとうございました。

    作者からの返信

    まずはレビューをいただき、ありがとうございます。
    言われてみると、フランス革命のあたりを扱ったお話には、「死神」フーシェがいつも出てきていました(笑)
    たしかにシリーズといってもいいかもしれません^^;それに連動して、「パヴァーヌ」までご紹介いただき、感謝です!

    そして、今作に登場する女性たち、このお話は、彼女たちがヒロインであり主人公である物語です。
    そんな彼女たちにスポットを当てて、魅力的といっていただき、深い感謝です!
    どこまでも貪欲に生き、そしてそれこそがうつくしいと思えるよう、苦労して書いた甲斐がありました。

    ありがとうございました!

  • マリーアントワネットなどに同情的な気持ちを持ってしまうためロベスピエールのことはあまり好きでは無いのですがその彼が追い詰められていくさまを
    どのように描かれるのか楽しみです

    フーシェさんはここでもいい味を出してますね

    作者からの返信

    マリーアントワネットについて考えると、たしかに革命派の巨魁であるロベスピエールに、いい感情はちょっと持てませんね^^;
    そんなロベスピエールですが、国王政府に代わって国を治めることになり、超多忙かつ余裕のない状態で行政や司法をおこなった結果……テルミドールを迎えます。

    そしてそのテルミドールを演出する男が――フーシェなんですよね^^;

    ありがとうございました。

  • フーシェが提示した「さよならを覆す最高の方法」は、既に転がった出目をひっくり返す作業でしたか。けれど、このサイコロは何度も振り直される気もします。次なるタリアンとテレーズはどうなるのでしょうか。

    作者からの返信

    実際に「さよならを覆す最高の方法」と言ったかどうかは定かではありませんが(笑)、タリアンをまことしやかに誘惑したのは確かでしょう。
    獄中のテレーズを人質に取るという、悪魔的手腕で。

    そしておっしゃるとおり、このサイコロは何度でも投げられるし、リスキーです。
    果たしてタリアンとテレーズは、当人同士の思惑通りになったとして、一体どのような軌跡をたどるのでしょうか……。

    ありがとうございました。

  • 04 タリアンとフーシェへの応援コメント

    ロベスピエールとフーシェのクローズアップにいよいよハラハラが強くなりました。
    テレーズは妖婦、タリアンは革命家、ロベスピエールはギロチンの守護者、フーシェはカメレオン。この時・この国の人々の躍動というか迷走というか、とにかく目まぐるしく時勢と、活躍する人物が入れ替わる激動の時代だと感じます。

    作者からの返信

    ロベスピエールはこの時期、この国を安定させようと、動揺しないようにしようと、一生懸命です。
    国家の行政や司法を一手に担って、そして政治も――少なくとも本人視点では――やらなければならない。
    その一生懸命さが反動を呼び、一生懸命ゆえに反動に気づけない、可哀想な人です。

    そんなロベスピエールから見ると、タリアンは中途半端な革命家で、テレーズは彼を惑わせる妖婦です。
    ところがそういうタリアンに近づく輩――フーシェ――がいて、彼こそが、この国のこの時代を動かすというのが、皮肉が利いていると思います。

    ありがとうございました。

  • ジョゼフィーヌの名前は知ってましたが、こんな過去があったんですね……。
    男も女も凄い時代だったんですね。
    さよならを覆すために忘れた人と忘れなかった人、共に歴史に名前が残っているのは興味深いです!

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    ジョゼフィーヌ、結構波乱万丈な生涯を送っていました^^;
    そしてその遍歴の果てに、ナポレオンという男と結ばれたことが、彼女を「女王以上の存在」へと昇らせるという……。
    まさに、男も女も凄い時代です^^;

    さよならを覆す――そのために、忘れるもよし、忘れないもよしと思います。
    そして、忘れるを選んだ方も、忘れないを選んだ方も、その「やり方」ゆえに歴史に名を残しました。
    その対比の妙を味わっていただきたくて、このようなエンディングにいたしました^^;
    興味深いとのお言葉、ありがたい限りです!

    ありがとうございました。

  • 恋が歴史を変えてしまう……そんな事、本当にあるんですね!
    それにしても、フーシェみたいな奴、今の世にも暗躍していそうで恐ろしいです。

    作者からの返信

    タリアン自身は本当に恋のために行動していたのでしょう。
    しかし実際は、フーシェが裏で手を回していて、そのため、テルミドールのクーデターは成功します。
    タリアンとするといい面の皮ですが、たしかにフーシェのような奴は、いつの時代にもいそうですね^^;

    ありがとうございました。

  • 03 テレーズとローズへの応援コメント

    深く考えたことがなかったのですが、監獄で恋人同士になるって変な文脈だな、と今さらながら気づきました(^^;
    規律は緩かったということでしょうか。その分、ほんのさじ加減で処刑されるというような切迫感が想像されました。日々の緊張は相当なものだったのでしょうね。オッシュと関係を持ったのは、奔放さではなく活路を求めた故のことだったか、と感じさせられました。

    作者からの返信

    監獄で恋人同士どころか、「結婚した」と書かれているぐらいなんで、この時代のフランスの監獄ってどうなんだろうと、私も思いました^^;
    おそらく監獄にも程度があって、テレーズのいた監獄は緩かったと思います。
    テレーズのような、女性の、しかもどういう罪を犯したかといわれても、あまり罪とはいえない程度の人間を入れておく監獄でしょうから。

    しかし、おっしゃるとおり、当時のロベスピエールの政権下では、名ばかりの裁判で処刑されてしまうので、いつ何時死ぬかわからないという緊張感があったと思います。

    ローズとオッシュ、そういう緊張感の中で生の実感を求めたのかもしれませんし、そしてまた、活路を求めていたのかもしれません^^;

    ありがとうございました。

  •  何ですねぇ。

     洋の東西を問わず、女の人って怖いんですね。さよならは覆せないのかなぁ。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    テレーズとローズも、生きるため、生き残るため、栄華を極めるために必死なところが、怖さにつながっていると思います。
    こんな人たちにさよならと言われたら、うーん……覆すのは難しそうですね^^;

    ありがとうございました。

  • 読了致しました。
    こうして改めて見ると、テレーズもローズも男を見る目は確かですよね。
    テレーズはその時勢で脂が乗っている男、ローズは今後フランス史で最高に脂が乗る男という意味で、厳密にはちょっと方向性が違うかもですが。
    タリアンの凋落が無常ですが、まあ順当と言いましょうか。

    革命前後のフランスは、血臭と謀略が渦巻いてますねえ。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    テレーズはその後、いろいろあって、ベルギーのシメイを領地とする公爵に嫁ぎ、公爵夫人として静かな余生を過ごしたようです。
    それでローズは皇后になるし、やはり二人とも男を見る目があったようです^^;

    タリアンは、悪い人ではなかったんですが、悪い人ばかりの革命期フランスの中では、それが駄目だったのでしょう……。

    ……フランス革命って、人類史上、稀な市民革命ですが、それによって地獄の釜の蓋が開いたような、血なまぐささがあります^^;

    ありがとうございました。

  • こんにちは。
    フランス革命前後は魅力的な人物が次々あらわれて物語も錯綜し、おもしろいですね。
    さよならを覆す方法も人それぞれで、、堪能しました!

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    フランス革命のあたりは、いろんな人が出て来るので、書くのは大変ですが(笑)、でも面白いと思います^^;
    そして拙作は、そのいろんな人が、さよならを覆すために様々なやり方で挑む、というお話になっております。
    その差をお楽しみいただけたようで、何よりです!

    ありがとうございました。

  • タリアンの凋落には、人生とはなんて厳しいものかと幻滅しましたが、

    ローズとボナパルト(ブオナパルテ)を見て、「変化に対応し続ける者が生き残る」という言葉を思い出しました。

    女王以上…まさに。そんな予言があったのですね。知らなかった。

    フーシェと少年王の因縁も気になりました。一連の「革命もの」の中でも、特に面白かったです。

    作者からの返信

    タリアンはタリアンなりに懸命に生きたと思いますが、いかんせん、相手の女性や周りの男性が厳しい人ばかりだったのでしょう。
    しかしやはり、テルミドール後のタリアン自身の振る舞いも、あまり褒められたものではなく、地方に派遣になるならなるで、やりようはあったと思います^^;

    逆にローズは、投獄されてもオッシュと付き合うし、バラスに飽きられてもボナパルトと結婚するしと、生きることに前向きで、それゆえに「女王以上」になれたと思います。
    しかし占い師もよくそんな予言をしたなぁと感じます。
    おそらくは、マルチニーク島の貴族だったため、「おべっか」でそんな予言をしたのでしょう……^^;

    ちなみにフーシェと少年王の因縁については、すでに投稿しております。
    「背徳を浴びる鳥のうた ~亡き王子のためのパヴァーヌ~」という作品です。

    ありがとうございました。

  • ローズさんはジョゼフィーヌさんだったのですか!なんてこったい!そりゃ強いはずです(^^ゞ

    フーシェ氏のダークヒーロー度がどんどん増していきますね。他の掌編とも繋がっていくのはわくわくします。

    さよならを覆す方法が男と女でまったく逆なところもまた面白かったです!

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    はい、ローズさんはジョゼフィーヌさんでした(笑)
    めっちゃ豪運なのも、うなずける方です。
    しかし籠絡したナブリオに、まさか捨てられるとは思わなかったんだろうなぁ……。

    フーシェさん、結構好きなんで、最後にスパイスとして登場してもらいました。
    また、シモンがルイ17世の獄吏だったので、ここはやっておこうと思いまして^^;

    さよならを覆すために、忘れる女と忘れない男。
    どちらも正しいというか、どちらでも良いと思いますが(笑)、こういう対比があると面白いかなと思って書きました^^;
    お褒めいただき、恐縮です!

    ありがとうございました。

  • 面白かったです!

    テルミドールのクーデターは有名で派手なわりに細かい部分が分かっていなくて、妄想するとワクワクしますねU^ェ^U
    私もフーシェは歴史上屈指のトリックスターだと思っておりますが、こんなに格好いい奴とは知らなかった!
    だって都市伝説レベルのヤバさ加減じゃないですか。

    女性陣がカッコイイので、アニメもいいけど、宝塚の原作もいけそうな作品だと思いました。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます!

    テルミドールのクーデターは、ロベスピエールの没落という、劇的な出来事ですが、おっしゃるとおり、あまり知られていません^^;
    そういうマイナーな出来事ほど、妄想の働く余地があると思って、好んで描いております(笑)

    フーシェは結構好きなキャラクターなので、作者のバイアスにより(笑)、ああいうラストシーンになりました。
    変節漢だの何だのボロクソに言われる人が、実はああいう人だったとしたら、面白いんじゃないないかと思いまして^^;

    女性陣は、元ネタの人がカッコイイおかげで、あんな感じに描けたと思います^^;
    お褒めいただき、恐縮です!

    ありがとうございました!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     さよならを言われたなら、相手のことなんて忘れればいい、と、荒波を乗り切った女と。
     さよならを言われても、決して忘れることのなかった黒幕。
     交わることのなかった二人が、一人の道化を介してニアミスした結果、多くの血が流れ、歴史は前へ進んでゆく。
     胸を打つ素晴らしいエピソードでした。面白かったです。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    さよならを忘れたテレーズさんは、最終的には公爵夫人となって、平穏な余生を過ごしました(実話)。
    しかも「私の若い頃は小説のようだった」とおっしゃる^^;
    なかなか凄い女性でした。

    一方でさよならを忘れなかったフーシェさんも、最終的には引退(?)して、イタリアで余生を過ごしていたりする……。
    フランス革命って、いろいろと凄い人たちが入れ代わり立ち代わりしますが、このテレーズさんとフーシェさんは特級だなと思います^^;

    そしておっしゃるとおり、タリアンという可哀想な男を通して、テレーズとフーシェは交錯し、革命はさらに次の段階へと進む……。
    その辺をうまく描ければと思って書きました。
    お褒めいただき、恐縮です^^;

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    全体の主人公はいちおうタリアン、そしてテレーズなのでしょうが、どうしたって、陰気だろうが裏方だろうが存在感があるのは悪魔フーシェさんですね(^^;)
    凋落する勇者、勝ち馬に乗るヒロイン、宝籤をゲットするサブヒロイン。
    そして他作品への連携する縁の糸。
    さよならを忘れる軽薄で享楽的で強かな女性と、さよならを忘れない粘着質で抑制的で強かな男性。
    こんな怪物たちが跋扈したのがこの時代かと思うと、より面白さに深みを感じました(^^)
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    テルミドールのクーデター大成功! タリアン大勝利! 希望の未来へレディゴー!
    ……というのが、テルミドールの時点で終わる場合のエンディングだと思います^^;
    でも実際は、タリアンは革命家であっても、政治家や軍人ではなく、そして現実よりも理想を見ていたのでしょう、凋落してしまいます。
    一方でテレーズはバラスの愛人となり、そのバラスから追い出されましたが、最終的にはベルギーのシメイの公爵に嫁ぎ、子どもを得て穏やかな一生を終えました。
    そしてローズはジョゼフィーヌになり、女性陣は何とも凄い人生を送ることになります。

    ……その裏で蠢く警察卿という構図が面白いと思って、あんなラストにしました^^;
    フランス革命って、こういう化け物がいっぱいいた、ホントに凄い時代だったんだなと、私も書いていて思いました(笑)

    ありがとうございました。

  • セルジュ・ゲンズブール作、フランソワーズ・アルディ歌の「さよならを教えて」という曲がありますが、四谷軒様もご存知なのかなと、拝読しつつ個人的に興味を持ちました。

    世界史でフランス革命も習ったはずですが、ナポレオン以外のことはろくに知らず、勉強させていただく所存です。

    作者からの返信

    「さよならを教えて」、歌の名前だけは聞いたことがあります。
    ちなみに今回、このようなタイトルのお話を書いたのは、同題異話という自主企画のお題が「さよならを覆す最高の方法」であったためです^^;

    私も世界史でフランス革命を習いましたが、ろくに覚えておらず、今回このようなお話を書くために、また勉強し直しながら書きました。
    ご参考になれば幸いです^^;

    ありがとうございました。

  • 02 タリアンとテレーズへの応援コメント

    自由の女神って、マリアンヌって言うのですね。知りませんでした。
    健康被害や事故の多いコルセット&クリノリン時代から、テレーズが纏った、いわゆるエンパイアスタイルの優美なドレスが、前時代からの変化として、本人の意欲的な姿勢と絡めて語られるくだりが印象的でした。

    作者からの返信

    マリアンヌという名前は、私もこのお話のために調べていて、それで初めて知りました^^;

    そしてテレーズのファッションについては、やっぱり圧迫や汗ばみが嫌だったから、その反動でああいう格好にしたのだと思います。
    革命という時代の流れを、うまく利用して。
    そして結果として、タリアンのような男が寄って来ても、それはそれで良しとして、したたかに受け入れていたのでしょう。

    ありがとうございました。

  • さよならを、「忘れる」ことか「忘れないことか」
    ラストの一文、四谷軒さま炸裂ですね。

    ローズがナポレオンの妻になるとか、鳥肌でした。とても面白かったです。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    さよならを覆すには、また会うのがいいと思いますが、そうでない場合、やはり「忘れる」か「忘れない」かどちらかだよなぁと思いまして^^;
    ラストの一文は、こういう含みを持たせるのが好きなので、ついやってしまいました。

    ローズ、最初は出すつもりがなかったんですが、テレーズを出す以上、その親友のローズを出さない訳にはいかなかったので。
    で、どうせ出すならナポレオンのことも述べようと思ったのです^^;

    ありがとうございました!

  • 歴史的に興味深い時代ですね。
    ロベスピエールとか、学生時代にロマンを感じていました。御作、気づいてなくて、これから楽しみに読ませてもらいます。

    作者からの返信

    フランス革命自体は有名ですけど、その後どうなったかはあまり知られていないので、そこがマイナー好きな私を刺激しました^^;

    ロベスピエール、この時代のこの国に、この人がいないと駄目だったと思います。
    私はそういうところにロマンを感じてます^^;

    ありがとうございました。

  • ああ、やはりあの、ジョゼフ・フーシェでしたか。四谷軒さまのフランス史シリーズは少女マンガでコミカライズされたらウケると思うのです。(戦国時代ものは青年マンガで)

    おーいKADOKAWAさんどう思いますか?

    作者からの返信

    はい、あのジョゼフ・フーシェでした^^;
    フランス史シリーズは、ベルばらの影響を大いに受けているので(笑)、それでそういう少女漫画的なファクターを帯びているかもしれません^^;
    戦国時代ものは、ご多分にもれず「花の慶次」の影響です(笑)

    ありがとうございました!

  • 完結お疲れさまでした。

    フランス革命は教科書に出てくる範囲だと無味乾燥なんですが、ちょっと掘り下げると男女関係の濃さがなんというか、ビバヒル状態(古い)になるという。

    一方は忘れることといい、もう一方は忘れないこと。
    対比が巧いですね。

    ルイ17世のあの事件を書いた話とこうリンクするのか。
    長編に練り上げられそうですね。




    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    フランス革命って、調べると男女のドロドロが凄いです(笑)
    何せ、同性同士でも妬み嫉み、怒りが飛び交う、とんでもない世界です^^;
    逆に言うとこれは教科書に載せられないだろうと思います。

    さよならを覆すには、通常はもう一度会うしかないと思いますが、そんなの知るかというのがテレーズで、いつまでも忘れなければいいというのがフーシェ、ということにしました。
    最初はテレーズだけでエンドマークを打つつもりでしたが、ちょうど字数が余ったので、ルイ17世について触れてみることにしました^^;

    ……長編につながる感じになってましたか。
    でも、長編にするとしたら、ひたすら暗い話になりそうです(笑)

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     金田一一のいない世界の高遠ってこんなかも知れない(⌒-⌒; )
     フーシェさん、完璧な遠隔操作でクーデターに成功しましたね……。
     それにしても、ダンサブルに他人の手のひらで踊るタリアンさんは、やはりこう、なんとも言えない侘しさがあります。
     緊迫感あふれる展開、面白かったです。

    作者からの返信

    地獄の傀儡師、そうかもしれません^^;
    フーシェさん、表舞台に立たず、一番の勝負だった「国家の敵」の動議の時だけ自分でやったという完璧なゲームメイキング(笑)

    フォワード(?)のタリアンさんは、自分のおかげでゲームに勝てたと思ってんだろうなぁ、と^^;
    そしていつまでフォワードでいられるかというと……(遠い目

    ありがとうございました。

  • 悪魔と書いてフーシェと読む……(゚o゚;; そして酒好きのアンリオはすでに酔っ払っていた……だと……??

    急にタリアン氏が不憫に思えてきました(^◇^;)

    作者からの返信

    悪魔としかいいようがないと思います(笑)
    タリアンを踊らせておいて、裏でバラスと共に軍を掌握し、議会を牛耳る。
    そして国民衛兵の司令官を泥酔させる。
    ……悪魔としかいいようがありません^^;

    こんな悪魔に目をつけられたタリアン氏の明日はどっちだ(笑)

    ありがとうございました。

  • 03 テレーズとローズへの応援コメント

    テレーズはまあ、社交界や特権階級の友達(性別関わらず)が多そうな生き方をしていますよねえ……。
    監獄にいても柔軟な対応ができるので、タリアンと比べても、よっぽど上手く危機や困難を凌ぎ切りそうです。

    作者からの返信

    テレーズも生き延びるため、生きるのならより贅沢に、という意味で必死だったと思います。
    結局のところ、そういう風に生きて来たおかげで、タリアンよりずっとリアリストだったと思います。
    この獄中で、ローズという友人を得たところが特に凄いと思います。
    ローズも豪運の持ち主なんで……^^;

    ありがとうございました。

  • 完全にフーシェの振り付けで踊るタリアンさん。
    悪事をなすなら覚悟を決めないと。
    こういう神輿に担がれるタイプは……。

    作者からの返信

    タリアンさん、いいんだけどやっていることが芝居じみていて、それが「誰かに操られているな」と思わせる人です。
    いい演技だったと思いますが、おそらくテルミドールが終わってしまえば……^^;

    ありがとうございました。

  • 02 タリアンとテレーズへの応援コメント

    大砲で処刑……まるで北朝鮮ですね。
    フーシェもやるなあ……。
    しかし革命のヒロインといえばベルばらのオスカルみたいなのを想像してましたが、テレーズみたいな浮ついた奴ばっかりだったのかと思うとなんだかなあ……という感じです。

    作者からの返信

    フーシェの任地・リヨンは、革命派と反革命派の争いが酷かったみたいで、そのため、大砲を持ち出したのかもしれません。
    だからといって、それがいいとは限らないと思いますが……。

    ベルばらのオスカルのような人はいたかもしれませんが、やはりテレーズのような人が多かったんじゃないでしょうか。
    結局のところ、収入を得る手段がないから、婚姻相手か交際相手にそれを求める方向で動いていたと思います。
    オスカルは軍人で給料もらってますし、(仮に生き延びて)それで国軍をクビになっても、革命軍に就職すればいいから、そういう方向に動かずに済んだと思います。

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    衛兵に酒送って使い物にしなくするなんて、手が早いっ(@_@;)
    まさに悪魔の知恵、悪魔の話術。
    おまわりさーん、ここに悪魔がいますよー(´Дヽヒエエ
    国家の想い人を天秤にかけて想い人を取る勇者タリアン。まさにセカイ系ストーリー。
    この顛末、世界はどこに導かれるのか、コワ楽しみです!

    作者からの返信

    衛兵司令官が泥酔していたことは史実なんですよ。
    ただ、「何故か泥酔していた」と言われていて、これどう考えてもフーシェのしわざだろ、と^^;

    そんなわけで、悪魔が来りて笛を吹くって感じで、フーシェさん、タリアンを踊らせています。
    おまわりさん……っていうか、フーシェは警察卿なんで、この人こそおまわりさんだから(笑)

    国よりも、想い人(ただし、男性視点)。
    想い人を救うため、ついに独裁者を倒した勇者・タリアン。
    悪魔(フーシェ)は契約は守って、タリアンとテレーズは結ばれますが……^^;
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました!

  • 満を持してのテルミドールですね。ある意味で最もフランス人気質らしいエピソードをどのように料理されるのか。楽しみに拝見いたします。

    作者からの返信

    いろいろとフランス革命周辺を描いてきましたが、そろそろ挑戦してみようと思いまして、テルミドールでございます^^;
    市民革命を成し遂げたフランスが反動へと進んでいく――そのターニングポイントといえるかもしれません。
    おっしゃるとおり、フランスらしいといえばフランスらしい事件、私なりに描いてみました。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • 04 タリアンとフーシェへの応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。

    つテレーズは「革命家・タリアン」を惑わす妖婦として粛清するだろう。

     なにひとつ間違っていないから困るw
     それはそれとして、ロベスピエールさんはギロチンを玩び過ぎましたね……。
     そういうところがフーシェさんのつけいる隙になったんだろうなあ。面白かったです。

    作者からの返信

    そうなんですよ。
    ロベスピエールは、ことタリアンの周辺に関しては間違っていません(笑)
    しかし真面目すぎることが災いしました。
    ここで梟雄であれば、テレーズの釈放と引き換えにタリアンの絶対的忠誠を得られただろうに……^^;
    そして真面目にギロチンを執行していていった結果、人が離れ、そこをフーシェにインターセプトされてしまう……。
    ロベスピエールさん、ほんとうに可哀想というかなんというか^^;

    ありがとうございました。

  • 04 タリアンとフーシェへの応援コメント

    ロベスピエールは融通の利かない優等生って感じですが、このフーシェさんには私も人ならざる者なんじゃないかと思いますね。

    暗い議場を舞台にしたフーシェの独壇場。
    見せ場ですね。

    作者からの返信

    ロベスピエールは真面目一徹ですからね。
    それゆえにこそ、この難局に「独裁者」となってしまったきらいがあります。

    そしてフーシェ。
    真面目とかそういう次元じゃなくて、おそらくもっと遠くまで見据えた上で、「ロベスピエールでは駄目だ」という結論を出して、その上で動いています。
    その眼力は卓越しており、それゆえにこそ人ではないと思われたり、いちどきに幾つもの場所に存在すると言われたりするんでしょう。

    そんなフーシェに目をつけられてしまったタリアン。
    しかも、夜の議場という、絶対に避けたいシチュエーションで声をかけられてしまいます。
    いったい、どのようにタリアンは誘惑されてしまうのか……。

    ありがとうございました。

  • 04 タリアンとフーシェへの応援コメント

    拝読致しました。
    ロベスピエールさんも、ある種、魔王みたいなところがありますが、フーシェさんの悪魔のささやきも強烈ですね。
    本来はともかく、今は完全に妖女の魅了にかかったかのような熱血勇者タリアンさん、悪魔の掌の上でこーろころ((((;゚Д゚))))
    民衆の未来のために戦う魔王ロベスピエールに立ち向かう、悪魔に踊らされた勇者タリアンの明日やいかに。

    作者からの返信

    ロベスピエールさんは真面目すぎるほど真面目なんで、魔王といっても、まだ会話が成り立つところがあります。
    一方でフーシェ……何を考えているかわからないから、会話していても、結局彼の意のままにされてしまいそう^^;

    いずれにしても、勇者タリアンは、ヒロインのテレーズを助けるために、悪魔フーシェの力を借りてでも、支配者ロベスピエールを打倒せんと立ち上がることに。
    ……テレーズを助けられても、それでハッピーエンドかというと、そうとは限らないということも知らずに^^;

    ありがとうございました。

  • 03 テレーズとローズへの応援コメント

    テレーズさん、ローズさん。どっちも強すぎる……((((;゚Д゚)))))))
    なんだか獄中にいるというよりも、どっかのサロンで茶をしばきながら優雅におしゃべりしているご婦人の会話に見えました^^;

    情熱的なタリアンさんに比べてテレーズさんの冷静で強かなこと。これは生き残れますね……。

    作者からの返信

    最終話で述べますけど、テレーズさんとローズさんの「強さ」は史実だというのが何ともかんとも……^^;

    この時代のこの国の監獄って、どこかゆるい感じです。
    バスティーユが酷かった(笑)から、逆にゆるくしているかもしれません。
    その代わり、いつギロチンになるかわからないというリスキーなゆるさですが^^;

    タリアンは真面目にお付き合いしているつもりなんです(笑)
    でも、テレーズは、彼女の生涯が証明しているんですが、非常に計算高いです^^;
    これでタリアンが「勝者」でいるうちはお付き合いはつづくのでしょう。
    けれども、バラスやフーシェ、そしてナポレオンといった強者たちの中で、タリアンが「勝者」でいられるのか、そもそも生き残れるのかというと……^^;

    ありがとうございました。

  • 03 テレーズとローズへの応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     タリアンさんがロマンに生きているのに、テレーズさん達は欲と現実を生きていた(T ^ T)
     もう恐怖政治でいいか(よくない
     この温度差が強烈で面白かったです。

    作者からの返信

    タリアンさん、フツーにドラマの主人公になれるぐらいのキャラとシチュエーションなんですけど、テレーズさんは逆に打算と計算でサバイブを目論む女傑でした^^;
    ズルい女ですけど、これぐらいでないと、この時代、この国で生き残れないと思います。

    つまりロベスピエールさんのテレーズ投獄は至当な判断で、彼はまともな政治をおこなって……いたのかな?^^;

    テレーズさんの凄まじさに気を遣って書きましたので、お褒めいただき恐縮です!

    ありがとうございました。

  • 02 タリアンとテレーズへの応援コメント

    タリアン、本当にこいつはもう……。
    まあ上手くタリアンを転がした、テレーズが見事だったと言うか……。

    敢えて過激な言い方をすれば、ロベスピエールがこの女性をさっさとギロチンにかけていれば、歴史が変わったかな、と。
    ……うーん。でもやっぱり、大局は変わんないのでしょうねえ。

    作者からの返信

    タリアンはですね、これが平時だったらまだ良かったんですけど、よりによって革命後の権力側にいるという立場で……^^;
    テレーズさんの方が上手だったというしかないのかもしれません。

    おっしゃるとおり、ロベスピエールがテレーズを、少なくとも追放とかしておけば良かった……いやそれはそれでタリアンが過激な反応を示すかも^^;
    ホント、タリアンは、よりによってという立ち位置にいた、ということでしょう。

    ありがとうございました。

  • 03 テレーズとローズへの応援コメント

    タリアンさんはいい面の皮ですね。

    強かな女性二人の会話から歴史が動く?
    結構フランス革命って後ろで女性が糸を引いていたりするんですよね。
    さすがフランス(ド偏見)


    誤字報告です。
    「そこでローズという知り合い」⇒「ローズと知り合い」
    「親権に思い始めて」⇒「真剣」

    作者からの返信

    校正ありがとうございます。
    やはり年度末は忙しくて見切れていないようです^^;

    タリアンさんは真剣に交際しているつもりなんです。
    一方でテレーズさんは、交際相手のひとり、という腹づもり。
    それは二人の将来が証明しています^^;

    そんなわけで歴史の影にっていうか、思い切り前面に出て動かす感じで、テレーズさんとローズさんがお手紙しちゃいました(笑)
    さすがフランス(?)です。

    ……まあ実際、ローズさんは歴史を動かすことになるんですが^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    03 テレーズとローズへの応援コメント

    拝読致しました。
    獄中で、牢につながれているとも思えぬ会話(^_^;)
    獄中交際したり、お隣さんと会話をしたりと、好き放題ですね。
    やはりと言うべきか辛辣なタリアンさんへの評価、使い捨てマッチのように淡々と決まってゆくタリアンさんの運命……
    逞しすぎて怖い((((;゚Д゚))))

    作者からの返信

    牢獄といっても、ゆるかったかもしれません^^;
    ローズさんが獄中で事実婚したり、テレーズさんとおしゃべりしたりしたのは史実なので、とりあえず外に出さないというスタンスの牢獄なのかもしれません。
    ゆるいけど、でも、いきなりギロチン行きのリスクがある牢獄だったのでしょう^^;

    そしてタリアンさんの扱い。
    これで私の創作だったらどんなに良かったことか^^;
    獄中の会話は私の創作ですけど、テレーズさんのキャラは史実どおりだったりするという……。

    ありがとうございました。

  • 03 テレーズとローズへの応援コメント

    獄中でも男女が逢えるのが、フランスらしい、或いは革命の熱狂(混乱)ゆえなのでしょうか! こうしてタリアンの運命が大きく揺れ動くのですね。

    親権に→真剣に、かと。僭越ながら。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。
    また、校正もありがとうございます。
    早速修正しました^^;

    監獄も急ごしらえだったのかもしれません。
    バスティーユがあんなだったから、とりあえず入れておけ、という安普請だったのかも^^;
    こうしてタリアンの知らない間に、タリアンの運命が変わっていくわけです。
    そして次回、直截的にタリアンに誘いをしかける、悪魔のような男が出てきます……^^;

    ありがとうございました。

  • 02 タリアンとテレーズへの応援コメント

    会った瞬間にいかれた。

    いやどんだけよ!っと思ったら想像以上にいろんな意味ですごかったテレーズさん(苦笑)まあ、そりゃロベスピエール氏も牢獄にぶち込みますね(^^;;

    作者からの返信

    コルセットだと胸が苦しいし、汗ばむし、やってられるかよ……と、傾いた格好をしたんでしょうね^^;
    そしたらそれが「受けて」、有頂天になっちゃったんでしょうね、テレーズさん。
    タリアンさんみたいなシャイな革命家には、それが凄く魅力的だったんでしょう(笑)
    で、真面目なロベスピエールさんは「ざけんな」とばかりに投獄しました。

    ……いやこれ、ロベスピエールさん、何も間違ってないんですけど^^;

    ありがとうございました。

  • 02 タリアンとテレーズへの応援コメント

    テレーズさんか。
    惚れちゃいけないタイプの女性ですね。
    ロベスピエールとの相性も最悪そう。

    作者からの返信

    テレーズさんはモテモテ王国を目指していたんじゃないかと思います。
    あとは、厨二で傾奇者だったんでしょうね。
    タリアンみたいな真面目な人には、凄く魅力的だったと思います。
    そして真面目なロベスピエールから見たら、そりゃあ歩く風俗壊乱の扱いでしょう(笑)

    ありがとうございました。

  • 新作とのことで、拝読させて頂きました。
    今度のモチーフは、ロベスピエールなのですね。
    一代で、栄枯必衰を体現するかのような人生を歩む方です。
    一説には、独裁者とも言われる彼ですが……。
    個人的には、時代も時代だし、そこまで悪い政治家な印象は受けない人物です。

    実は私も、ロベスピエール要素をエッセンスに加えたキャラを書いてたりしていました。
    なので勉強させて頂く気持ちで、引き続き拝読させて頂きますね。

    作者からの返信

    ロベスピエール、このお話のラスボス的な立ち位置(?)です^^;
    革命により崩壊したフランスの司法や行政を取り扱うことになったのが、彼の人生の栄光であり没落だったと思います。
    真面目な性格だったんで、ブラックなハードワークにも耐え、されどスピード重視で「処断」があっさりと行われる、そんな「独裁」です。
    まあ世界初の市民革命後の政治をひとりでやりなさい――なんていうのが無理な話で、ロベスピエールはよくやった方だと思います^^;
    ……結局、根が真面目なところが、その「独裁」を支え、「最期」を招いたと思います。

    ありがとうございました。

  • 02 タリアンとテレーズへの応援コメント

    拝読致しました。
    おっと、風紀とか自己抑制に対する自由な女神様に心を持っていかれてしまったのですね(^_^;)
    革命中の断罪の軽重というのは定め難いとは思いますが、いつ自分がギロチンに、と皆が怯えるようになったらオシマイですよね(´・ω・`)
    タリアンさんが刑場の露に消えたら、自由の女神サマは次の宿り木を探しに行くだけの気はしますが、そう思わずに窮鼠ロベスピエールを噛んじゃうのか……

    作者からの返信

    コルセットとか暑いし苦しいし、やってられるかよ……というのが始まりだったと思うんですよ。
    でも、テレーズのような美人がそれやっちゃうと、寄って来る男が多かったんでしょうね。
    モテモテでチヤホヤされて、いい気になって、そして革命家のホープをつかまえて……。

    さて、タリアンがギロチンにされたら、テレーズはどう振る舞うことでしょうか。
    それはテルミドール以後の彼女の人生を見てみると、よくわかります^^;
    果たしてタリアンは、報われるのでしょうか。

    ありがとうございました。

  • 02 タリアンとテレーズへの応援コメント

     こんにちは、御作を読みました。
     今回の一話だけ見ると、ロベスピエールさんがただの苦労人で吹きました(≧∇≦)
     そりゃテレーズさんを牢にぶちこむし、タリアンに冷たい目を向けるわ。
     恐怖政治なんてやらずに田舎で弁護士やってれば良かったのに。
     面白かったです。

    作者からの返信

    ロベスピエールさんは苦労人ですよ(笑)
    だって、崩壊した国の司法・行政を一手に担っていたんですから、そりゃあ苦労しますって^^;
    そんなわけで厨二なテレーズさんを投獄しました。
    っていうか、そんな恰好して何やってんだということでしょうね(笑)
    タリアンはタリアンで、使えないし……^^;

    正直、クニに帰りたかったと思いますよ。
    でも、真面目な性格だから、それで恐怖政治をすることになったんでしょうね^^;

    ありがとうございました。

  • いきなりクライマックスの胸熱!ここから紐解かれていくわくわくドキドキ感!!

    テルミドールのクーデターといえば、悪い女の悪いお手紙がどうしても先に浮かんでしまうのですが、やはりあなたががっつり出てきますかフーシェさん。(うろ覚えだったのでwiki見に行ったらがっつり犯人って書かれてたフーシェさん)今回も楽しみにしてます!!

    作者からの返信

    ロベスピエールさん、自分がここまで弾劾されるとは思ってなかったんでしょうね。
    政敵に論戦を挑まれて敗北するぐらいは考えていたのかもしれませんが……。

    テルミドールのクーデター、タリアンという愛に生きる男(?)が、テレーズという自由過ぎる女性に取りつかれたのがなぁ……^^;
    そしてフーシェ。
    この人が犯人って書いてあるんですけど、具体的にどのような策を施したかが書いてなかったので、その辺を想像して書いてみました。
    お楽しみいただければ幸いです^^;

    ありがとうございました!

  • この場面から始まるのか。
    割と色んな作品で取り上げられる絶頂から奈落への転落の一幕。

    だんだんとフーシェ伝が出来上がりつつありますね。

    作者からの返信

    テルミドールというと、やはりこの場面かと思いまして。
    逆に言うと外国の歴史の話なんで、少しでもインパクトを……という切実な事情もあります(笑)
    ロベスピエールさん、史上初の市民革命で、自分がどうなるかまでは予想が……ついても動けなかったんでしょう。

    そして暗躍する、未来の警察卿。
    何だかんだ言って、最後まで生き抜いたこの人を狂言回しにした方が、書きやすいんですよね^^;

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     悪い女に引っかかった馬鹿男が、情熱のままに残酷極まりない独裁者を打倒した。
     ロマン溢れる物語です(≧∇≦)

     ところで後ろにいるフーシェさんはいったい…w
     悪い女以上に悪い男に引っかかってるよ! 面白かったです。

    作者からの返信

    タリアンさんは、もっとちがう時代に生まれるか、ちがう職業に就いていれば良かったのにと思います。
    テレーズ・カバリュスさんは……自由過ぎる女性なんで、タリアンさんにはちと荷が重すぎたと思います。
    そんな二人が出会って、愛のために、清廉なロベスピエールくんを打破しました^^;
    実にロマン溢れる……うーん……どうでしょう(笑)

    そしてロマンと無縁な男、フーシェさん。
    きっとタリアンやテレーズのことを「( ´_ゝ`)フーン」て顔で見てたんでしょうね^^;
    そして何やら陰謀を思いついたのでしょう(笑)

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    独裁的に世の中を動かす男が、その頂上から引きずり降ろされる、その瞬間。
    それを見事に書ききられていると感じました!(^^)
    アクションに対するスルー、頼りにならない味方への不安と不満、そして議会をおおう異様な熱気。
    そしてドライアイスの剣……これはちょっと違うか(^^;)
    断罪の嚆矢を放ったタリアンさん、どんな経緯でそうなったのか、続きを楽しみに待ちます!

    作者からの返信

    テルミドールのクーデターというと、もう見せ場がここしかなかったので、オープニングに持ってきました^^;
    あとはひたすら、クーデターへ向かっての陰険漫才しかなくて……(笑)

    ロベスピエールさんは、公安委員会を仕切る立場だったことが、この場合は災いしたと思います。
    不評、反発、そしてその過重労働のため、反動の動きに気づけず……。
    正義に生きる自分が、こんな目に遭うはずがないと思っていたのかも。

    ……でも現実は、議会における孤立、そして排除。
    暗躍するかつての友、絶対零度の……ではなく(笑)、フーシェ。
    タリアンさんがこの痩せぎすの貧相な男に、どう誘われたのか、これから語られることになります。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました!