第二章 人生の転換点
第5話
マエルとの会話を終えた後、ゼブは屋敷へと帰り信用できる者のみにあの時の嫌な感覚の事を話し動向に注意する様にと言っておいていた。
その翌日からも特に何も起こらなかった。
「カールが一人で過ごす時期になるまで、時間が無くなってきましたね...」
母からの言葉を聞いた時、カールは悲しく思っていた。魔術など没頭しているものがあった為、他の子供よりは親と接した時間が少なかったが、それでも親への感情は大きかった。
その後は、自分のこれからを考えつつ、兄たちに挨拶にいったり、妹と遊んだりなど、カールにとっては幸せと言い切れるような状態であった。
(魔術もあの時までは楽しかった。けど、今の生活もその時と同じぐらい楽しい。俺は、この日常を大切にして生きよう)
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前話投稿から期間が空きました。因みにですが、今話の字数300ぐらいです。次の話はもしかしたら一年後になるかもしれませんね
氷の魔術師 こん @8379877
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