このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(313文字)
全字書きが泣いた。よくあるあおり文句をパクりたくなるほど感涙必至です。作者さんの「本気」がそこかしこに表れています。ユーモアが効いた語りが何度読み返しても心地よいです。そして最後に明かされる真相には、私たちの誰もがうなるでしょう。
笑い話なんでしょうが、笑いきる事が出来ませんでした(笑)。見られたら困る原稿があまりにも多く…(笑)。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(128文字)
この物語は黒歴史のカミングアウトという以上にあたたかな家族愛の物語です。親子の素敵な努力の結晶です。
黒歴史って本人にとっては恥ずか死ですけど、他人から見れば生ぬるい目で眺められる必要があります。例は悪いですが、中学時代に同級生をいじめて不登校にしたというのは、とても恥ずかしい行為ですが、黒歴史とは呼べません。そういう意味で、自分の身に起きたら悶え死ぬなと思いつつ蜜の味を楽しめるこの話は、まさに黒歴史と言えると思います。