さらりと怖くて面白い( ;∀;)

僕はこの物語を拝読させて頂き、日常ってなんだろうと考えました。

僕らが考える日常、日頃から慣れ親しんで、何も考えずに当たり前だと思っている日常、そんな日常ってなんだろう。

こちらの物語はその日常という布を、さらりと取ってしまう怖さと面白さがあります。

KACのお題で紡がれるのは、少しだけスリリングでドキドキするスタート。僕はすっと物語の中に入り込み、ワクワクしながら拝読していました。

そして、「ええええええええええええええっ!」って思いました。

すごく面白かったです。

物語と言うのは、想像力をどこまでも広げられるかが大事です。でもあまりに突拍子もない事を書いてしまうと、物語そのものが瓦解してしまいます。ですから、その辺りのバランス感覚を大事にし、説得力のある物語を生み出す事が、「面白さ」へとつながるのだと思います。

この物語はそのバランス感覚が、とても優れていて、そしてドキドキし、さらに驚きがございます。

お勧め致します。

読後感が抜群な物語、まさにkAC的な面白さを凝縮した面白さがここにございます。

皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)