私怨

 そして『私怨』


 日本人は多神教だった影響もあり、寛容な人種なのが基本だ。幕末や敗戦後、多くの外国人が往来しているのもあり普通であれば『』という感覚はだろう。云わば半強制的に外国の文化を教育させられている。良い面もあれば良くない面もあるけどな。


 しかし、世界は違う。特に『』はどのような歴史があった?

 そう、侵略と争いの日々だ。部族間抗争が現代でも新興国の奥地の国で勃発している。昔の先進国大陸もそうだっただろう。常に侵略に脅え、その対策が必要だったし国内での裏切りも多い。暗殺やスパイにも気を使わなければならない。


 そういった歴史的な『私怨』が世界では付きまとうのが普通なんだ。国によれば「」を国家が行っている話も聞いたことが無いかい?どのようなナショナリズムやイデオロギー、プロパガンダがあろうが、そういった助長が隠れた一種の「冷戦」だよな。


 そんなことをしている国が多いからさ、人種による「価値」が変わるらしい。


 聞いた話だが「人身売買」の価値ランキングが裏社会ではあるらしい。俺が聞いたのでいくと、内に「」が入っているんだってよ。さっきの『臓器』としてや『ID』も要因だが、他には「ロシア人」「ドイツ人」も含まれている。その理由の殆どが『私怨』と『〇奴隷』目的なんだって。それもあくまでも「そのルートでは」ってことだ。その人種の「総数」も価値には入るらしいから、ロシアと日本は共に1億と数千万人程度だろ。一般的な「希少価値」も考慮しているんだって。



 な?

 要するに『』ってことさ。



 ・・・そういやぁお前、ずっと籠っていたら病気になるぜ?

 今度、よかったら一緒にキャンプ行こうぜ!絶対楽しいからさ!




【※私はその場では愛想よくしていたが、その後その友人とは連絡先なども変えて縁を切った。そんな経験と知識を持ちながら、未だにキャンプを趣味としていることに私は恐怖心を隠しきれない・・・・・・】




⇩近況ノート ~独泊~イメージ画

https://kakuyomu.jp/users/silvaration/news/16818093077535484925



⇩NEXT 未定

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

短編・実話怪談 「心霊”未遂”事件」 白銀比(シルヴァ・レイシオン) @silvaration

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画