登場人物紹介(第2部・ネタバレ有り)
※年齢は第2部開始時(実際は誕生日の関係で設定年齢に達していないキャラもいますが、大目に見てください。カルリアナとヨゼフィーネのみ注釈付き)。
カルリアナ・フォン・アルテンブルク(20歳。第2部終盤に21歳になる)
アルテンブルク伯爵。ディートシウスの専属司書で、彼の婚約者。太陽学院卒業生。固有魔法【知識具現化】が使える。冒険者名は【カルナ・ブルク】。銀竜級冒険者から水晶竜級冒険者となる。
ディートシウス・ザシャ・フォン・ダールグリュン(27歳)
ケルツェンの第二王弟にしてシュテルンバール公爵。愛称はディート。カルリアナの婚約者。陸軍元帥で【軍神】と呼ばれる。陸軍総司令官。ケルツェン王族の慣習で普段は姓を名乗らない。太陽学院卒業生。神竜級冒険者【ザシャ・グリュン】でもある。固有魔法は【攻撃倍加】。
ゲーアハルト・フォン・シュノッル(27歳)
準貴族(地主階級)出身。愛称はゲア。陸軍准将でケルツェンでも数少ない召喚士。陸軍召喚士統合本部長。太陽学院時代からのディートシウスの親友。神竜級冒険者。
クラウス・フォン・ナウマン(26歳)
ケルツェンの子爵令息。陸軍少佐でディートシウスの護衛隊長を務める。太陽学院・士官学校でのディートシウスとゲーアハルトの一年後輩。神竜級冒険者。固有魔法は【魔法反射】。
メラニー・フォン・ヴィンクラー(19歳)
騎士階級出身。カルリアナの幼なじみで腹心の侍女。父親は海軍軍人で、その影響もあり武術をたしなむ。クラウスのことが好き。
《シェジュ王室関係者》
ギュスターヴ・ド・アルチュセール(8歳)
獣人族の国、シェジュの第一王子。愛称はギュス。ライオン族。人の心をえぐるのがうまい。芸術に興味がある。
アレクサンドラ・ド・アルチュセール(28歳)
シェジュの女王。ギュスターヴの母親。ライオン族。従兄のバルテレミーにより幽閉されている。
ラウル・ド・アルチュセール(29歳)
シェジュの王(母系制のシェジュ王室では、女王が夫を王に即位させるため、国王という呼称は用いない。夫婦そろって「国王夫妻」と呼ばれる)。ギュスターヴの父親で高名な武人。ライオン族。
セリーヌ・ド・アルチュセール(6歳)
シェジュの第一王女で第一王位継承者。ギュスターヴの妹。ライオン族。
マルク・ヴェルヌ(24歳)
シェジュの武官で、ギュスターヴの護衛をラウルから任された。ユキヒョウ族。
ヴァランタン・ド・バルテレミー(30歳)
先代女王の兄の子で、アレクサンドラの従兄。慣例により臣籍降下した二代目のバルテレミー公爵。ライオン族。シェジュでクーデターを起こす。アレクサンドラと結婚するためにギュスターヴを追い詰める。
《ゲーアハルトの関係者》
フィロメーラ・フォン・ベッシュ(29歳)
騎士階級出身。翻訳家。ゲーアハルトの恋人で離婚経験者。語学に堪能。
エーフィ・フォン・ベッシュ(9歳)
フィロメーラの一人娘。内気だが、ゲーアハルトに懐いている。
ゼルマ・フォン・シュノッル(18歳)
ゲーアハルトの妹でシュノッル家の長女。兄命。犬好き。
イルマ・フォン・シュノッル(17歳)
ゲーアハルトの妹でシュノッル家の次女。猫好き。姉とは趣味趣向が正反対だが、同じ兄命という点で仲がいい。
《ケルツェン王室関係者》
アーロイス・フォン・ダールグリュン(37歳)
ケルツェン国王。ディートシウスの母親違いの長兄。【名君】と呼ばれる。太陽学院卒業生。
エリーザベト・フォン・ダールグリュン(32歳)
ケルツェン王妃。他国の王女でもある。夫と仲が良い。
ヨゼフィーネ・フォン・ダールグリュン(10歳・翌年の初めに誕生日を迎える)
ケルツェン王女。アーロイスとエリーザベトの一人娘。叔父のディートシウスと仲がよい。
《その他》
インテリツァ(年齢不詳)
本に宿った、自称「本の精霊」。奔放な性格で、カルリアナを気に入り、
ゴッテスフォーゲルの一家(年齢不詳・ヒナ鳥は0歳)
国教で神の眷属とされる巨鳥。恩人のカルリアナにオルゴールボールを渡す。
《過去の人々》
イングベルト・フォン・ライヒラント・ダールグリュン(35歳)
ケルツェンの第一王弟にしてライヒラント公爵。ディートシウスの母親違いの次兄。ディートシウスと仲が悪い。クーデター失敗により収監されている。離婚経験者。結婚したときに、ライヒラント・ダールグリュン家を名乗ることを許されるようになったが、彼の代で途絶えることとなった。太陽学院卒業生。
オイゲーン・フォン・ヒルシュベルガー(22歳)
ヒルシュベルガー子爵令息(勘当済み)。カルリアナの元
婚約破棄されて自由を手に入れた女伯爵ですが、知識をいかして司書になったら王弟殿下に認められ、専属になりました 畑中希月 @kizukihatanaka
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