一周回って「楽しい」にたどり着くまで(ルビ無し)
仕事が忙しかったり、イラストを依頼して描いて頂く立場として色々と気にかかる問題が多くなってきた昨今、「書けるけど、楽しい状態がなかなか続かない」という、控えめに言ってもよい状態ではないです。
楽しい状態こそ続かない。が、それでも書けてしまうのです。
それは「創作の中で考える」というスタイルが、自分の創作には同時に存在しているからです。もちろん「このキャラを動かしていると楽しい」という時もあれば、「この子は別の子とこういうやり取りをするだろうな」という風に書いていくときもあります。
感動そのものを欲していない、というのもあります。世の中に「感動」「驚き」は溢れているので、それに埋もれて見にくいものを、せめて自分の手元で生み出して観察したい。
あくまでフィクションであり、あり得ない状況も考え、「小説」という枠を超えて作品を考えることもあります。
気持ちで作るのに疲れたときは、こうして「考えて」作ることが出来るだけでも、自分は「結果的に創作を楽しんでいる」のだなと思っています。
でも「楽しんで作る」時期を待ち望んでいるのも本心です。どうせなら、「楽しいと思いながら作る」時期がまた巡ってきてほしい、と思っています。一周回って、さらに回って何周も。
VRoidで遊びたい時期、じっくり書きたい時期、考えて書きたい時期。色んな創作をする自分がいることを、ちょっと沈みがちな気分の中に、何か光るものを見つけた気分になっています。
何だかんだ書けている。そんな感じです。
創作スタイルや作風を自己分析する話 うらひと @Urahito_Soluton
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