繭のなかは

猫たちに囲まれて眠る主人公。

「繭」のようと表現されます。


なんと、神秘的であたたかいのでしょう。

その瞬間、包み込まれている主人公が赤ん坊のように私には感じました。



意思疎通ができるかもわからない生きものたちと、その瞬間、一体になれたような……。



「繭」と表現された作者様の感性に圧倒され、読後はぼーっと久しぶりに晴れた外を眺めてしまいました。

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