光のような皇太女に出会い、闇の魔力を持つ少年は変わっていく

ムヴェノワール王国の王子ダグラスは、闇の魔力を持っている。
そのため第一王子でありながら地下牢暮しを強いられ、虐げられていた。
そんな中、実の父親である国王に、サンルミエール帝国の王女と結婚しろ、と、命じられる。体の良い人質として殺されてこい、という目的だと察したダグラスは、今度こそ死ぬのだと思っていたが、そこで一人の少女に出会う。

彼女は皇太女ミリセント。
彼女との出会いで、ダグラスの運命は大きく動き出す。
ダグラスとミリセント、そして二つの国の行方は。