KACのおかげで審査員のおめがねにかなう作品ができて受賞できた話

無月弟(無月蒼)

KAC、今回はあまり参加できなかったけど、ありがとう。

 KACもいよいよ最後。今年もたくさんの難題が出されて、数々の作品が投稿されましたね。


 自分も毎年参加していたので今年もやるぞーって思っていたのですが。

 残念ながら今年は、半分くらいしか参加することができませんでした。


 それどころか、他の方の作品も今回はあまり読めませんでした。

 もちろんある程度は読んだのですけど、例年に比べると気になったのに読めてない作品が、非常に多いですね。


 というわけで、去年までと比べて書くも読むもかなり消極的になってしまったわけですけど、こうなったのには理由があります。


 それは去年公開した作品、『アオハルチャレンジ!』がありがたいことに、第12回角川つばさ文庫小説賞で金賞を受賞して、書籍化に向けての作業を行っていたからです。


 というわけで受賞しました!

 角川つばさ文庫小説賞で、金賞を取りました!

 応募したのは今回で5回目だったのですが、ついに念願の受賞となりました!

 自分の作品が、審査員の先生方の、おにかなったのです!


 今までは毎回一次で落ちていたのに、まさかの結果に驚いています。

 めげずに頑張ってこれたのも、カクヨムでたくさんの方に支えてもらったおかげです。

 皆さん本当に、ありがとうございます!


 そしてこの受賞した『アオハルチャレンジ!』、実はKACからヒントをもらって生まれたお話なのです。

 KACって、出されたお題に合った小説を書いて投稿するじゃないですか。

『アオハルチャレンジ!』の世界ではそれと似たような感じで、出題者が『友達と一緒に写真を撮る』とか『夕日に向かってダッシュする』と言った青春っぽいお題をSNS上で出して、それを見た人がお題に合った写真や動画をSNSに投稿するという遊びが流行っています。


 この、『お題に合った投稿をする』というアイディアは、KACがなかったら生まれなかったでしょう。

 どこにアイディアの種が転がっているかわかりませんね。

 そういえば野いちごジュニア文庫で書籍化した作品、『ナイショのふたごスイッチ』も、元はKACから生まれたお話でしたっけ。

 一昨年のKACで『第六感』ってお題が出て、それ用に書いた2千文字ちょいの小説を、長編化して賞を取ったのです。


 今年はあまり参加できなかったのは残念ですけど、KACはたくさんのアイディアをくれるお祭りですから。

 これからも続いていってほしいですね。




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