あとがき
今回の三題噺は「リボン」「銀行」「ブレーキ」
これで、一体どんな話を考えたら良いんだと悩むのは毎回のこと。
銀行とあって、すぐに連想したのは銀行強盗。
そこから考える……。
主人公が銀行強盗をするか、敵がするか。
などと考えていると、前回書いた作品
https://kakuyomu.jp/works/16818023213498076571
『悪に堕ちる』
のことを考える。
こちらは悪を名乗る正義。
ならば、正義を名乗る悪にしようと思った。
ちなみに、広野英雄の同僚の保育士・高梨美沙子は、『悪に堕ちる』に登場した人。
英雄が好かれている幼女・美香は
https://kakuyomu.jp/works/16817330654459489941
『パパがしにますように』
にて登場した笹原美香ということにしています。
正義とくればやはり、変身ヒーロー。
ということでヒーローを作る。
ヒーローになったかの理由とかを考えつつ、あまり悪者にしたくないと考える。
そこで、精神改造をされ自分の意思とは関係なく正義を執行。
でも、正義を重視するあまり、人質の命や周囲への損害を一切考えないものとする。
考えてみると正義って怖い。
環境テロリストって、言っていることは良いけど、やっていることはテロリストと何ら変わらない。
「人間は正義という免罪符を手に入れた瞬間から歯止めが効かなくなる」
という。
勝てば官軍、負ければ賊軍。
という言葉があるように、人を沢山殺して勝った方が正しいとされる。
そんなことを思いました。
そうしたことから、ギャグテイストにして人が死ぬような事態にしませんでした。
主人公の武器が感電なのも、そうした理由です。
それにしても、過去一番、戦闘シーンに迫力や緊張感がない作品になってしまいました。
銃撃も通用しない強化戦闘服を装着している為に、ダメージを負わないので、書いている私に緊張感がありません。
あまりにも戦力差があり過ぎるので、腕にブラスターを装備している。という設定だったのですが、使わず仕舞いです。
俺が正義だ! kou @ms06fz0080
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