質問に答えてみました

秋犬

カク人たちへの13の質問

 カクヨムコンが落ち着いたのと、名前を変えたので改めて自主企画に参加します。


【質問1】

まずは、ペンネームを教えてください。また、そのペンネームの由来を教えてください。


 秋犬(あきいぬ)です。以前は「あのに犬」というペンネームでしたが、自分の作風に合わないことに気がついて最近名前を変えました。由来は犬が好きなところと秋が好きなところからです。「あのに」に関しては「Anonymous(匿名)」から取ってます。名無しの犬、というところでした。



【質問2】

あなたが得意としているジャンルはなんですか?

下記から選んでください。複数回答可。


異世界ファンタジー

→最近挑戦しているけど難しいね!! ひとつの世界を作って、物理法則や社会制度まで考えるのはやっぱり大変。だけどうまく回ってくれると楽しいね。


SF

→読むのは大好きだけど、書くのは難しい! 雰囲気SFしか書けない。


恋愛

ラブコメ

→最近気がついたけど、真面目な普通の恋愛を書けない。書いているのは恋愛っぽい人間の感情で、大体はマウントとか勘違い。それか共依存経由の恋愛。そんな奴なのでラブコメなんてものは書けない。その反対を全部外せば書けるんだろうけど……。


現代ドラマ

→心理描写大好きなので多分得意なんだろうな。だけど真面目だからあんまり読まれないんだよな。


ホラー

→映画大好きだけど小説は怖くて読めなかった。昔書いてみたことあったけど、箸にも棒にも引っかからなかった。今年から頑張って読んで書いてをやってみようと思ってるジャンル。


ミステリー

→多分プロットの作り方からして一番向いてるジャンルなんだと思う。だけど人を殺したり物を盗んだりしたいと思わないので縁の無いジャンルでもあったりするのです。そして本格ミステリは読むのも苦手なんですよね……。


エッセイ・ノンフィクション

創作論・評論

→小説を書く話を書くのは好きです。多分エッセイを書いたら面白くなりそうだとは思うけど、人生切り売りしたくないんだよなあ。


詩・童話・その他

→詩は書けない。評価も出来ない。短歌は昔やってたから辛うじて。童話もやろうと思えば、かな?


現代ファンタジー

歴史・時代・伝奇

→無理。現代ファンタジーは何をしていいのかよくわからない。多分異能とか出しても最終的に登場人物の心理描写で終わる気しかしない。歴史は特に無理じゃ。歴史小説書ける人すごい。




【質問3】

あなたが書く小説の長さはどういったものが多いですか?


 数だけなら140字小説を書きためてるのでそれが一番多いかも知れない。何も考えないで1本書くと大体5000字前後になりがち。しっかり考えて書くと10000字前後にまとめられる。あとは先に字数を考えて、その中に納めるのは好き。字数を考えないならひとつの作品で100万字は超える規模がひとつ。書いても書いても終わらない。



【質問4】

あなたが小説を書く上で最も意識しているのは何でしょう?

下記の中から最も近いものを選んでください。複数回答可


・濃いキャラクター設定、その設定に沿ったキャラクター描写

→話を書くときはキャラクター設定に一番時間をかけます。こいつならどう喋る、どう行動するを何度もシミュレートしてキャラに落とし込んでいきます。


・物語の起承転結

→起承転結とは少し違いますが、連載分の3000字以内で「前回からの導入」と「次回への引き」を毎回意識して書いてます。あと作品内の時系列に毎回苦慮しているかもしれません。


・心情描写

→基本的に心情書きたい人なので、大体気合いが入ります。心情書いてナンボでもありますが、思わせぶりな行動をさせて「このキャラは一体何を思ってこんなことをしたのか」と想像させることが一番好きかも知れません。


・普遍的な内容

→あまり当世風の言葉を使うと文章がどんどん古くなるので、なるべく平易で皆の知っている言葉を使うようにしています。もちろん最近の言葉を効果的に使うのも、作品によっては行います。


・文学的な読み応え

→モットーに「読んだら数日忘れないようなもの」を掲げているので、どしっと「物語を読んだ!」という実感を持ってもらえるよう意識しています。



【質問5】

一人称視点と三人称視点、どちらの方が書きやすいですか?


 断然三人称。一人称だと視点が限定されるので、どうしても視野を狭く書きたくなってしまう。


【質問6】

小説を書くというアウトプットの為に、あなたが必要としているインプットはなんですか? 以下の例を参考に自由にお答えください。


(例)

・ニュース等の時事ネタ

・普段の暮らしの中で得た刺激

・雑学的な何か

・好きで読んでいる小説や、小説以外のジャンルの物語



 図書館で参考になりそうな資料を片っ端から借りてきて眺めます。あとはネットも使ってかなり調べます。ネタ出しに関しては、ワードを組み替えたり古典を混ぜたりしています。古典小説は意外とネタの宝庫で好きですね。



【質問7】

今までに何らかのコンテストに参加した事はありますか? また、受賞歴はありますか?


 第一回カクヨムコンには別名義で参加したけど、特に読者もつかずに終わったよ!



【質問8】

ネット上にアップロードした作品へのアクセス数を増やす為の工夫や努力は何かされていますか? こんな事をしているという具体例があれば教えてください。

特になければ『特になし』で結構です。 (『X(旧Twitter)でまめに告知しているが、アクセス数に繋がっている実感はない』等の肌感を書いて頂いても結構です)


 一応最新話の更新タイミングでXにてURLを載せてます。宣伝の意味もありますが、ぶっちゃけ「名前を露出して認知してもらう」以外の効果は期待できないのでほとんど更新記録と割り切っています。カクヨムでは新着に来た気になる小説を読んで応援していく、というのをたまにやってます。カクヨムはとにかく相互認知度勝負なので、そういう地道なものが一番効くと感じています。



【質問9】

今までにあなたが書いた一話完結ではない作品の、読者の完読率はどの程度だと思いますか? 作品毎に違うと思いますが、答えられる範囲でお答えください。例えば100話構成の作品の場合、第三話までのPVが平均100で、最終話のPVが30、50話~80話の平均PVが20であるなら、完読率はおよそ20パーセント、みたいなざっくりとした印象で答えて頂ければ結構です。


 直近のカクヨムコン(45話)で大体16%くらいでした。今書いてる長編だと第1部時点(139話)で、真面目に読了してるのはおそらく1人か2人だと思われます。そのくらいのものを書いてる自信はあるので想定内です。なろうにも投稿していますが、そっちでも10人いるかどうかだと思います(なろうは読了してるのか見えにくいので肌感覚です)。



【質問10】

これまでにあなたが書いた作品の中で一番の自信作を教えてください。もちろん、その作品のURLは添付してもいいですし、しなくてもいいです。


 とりあえず前回のカクヨムコンの作品「太陽の下で聖女と竜は恋をする」は頑張って書きました。一番良かったのは、ほどよい長さで完結できたことです。


【質問11】

その自信作のこだわりや、その自信作を書いた時の苦労話をお聞かせください。


 かなりの短期間で企画立案から比較的まとめて書き切ったという特殊な経緯があり、その怒濤の経緯はエッセイ形式でまとめてます。


「2ヶ月で着想ゼロから異世界ファンタジー10万字を書き上げたんだぜ記」

https://kakuyomu.jp/works/16817330669050703129


【質問12】

これまでにあなたが書いた作品に登場させたキャラクターの中で、最もあなたが気に入っているキャラクターは何という作品の何という名のキャラクターですか?(最大5キャラまで)

その作品のURLは添付してもいいですし、しなくてもいいです。

また、そのキャラクターのどういった個性が気に入っていますか?


 今書いている「救世主症候群」シリーズの主人公です。主人公、というのは彼の名前自体が作品のネタバレになるのでこう表記しています。彼のコンセプトはひとことで言うなら「巌窟王になった汚い光源氏」で、大変情緒が異様に乱れた厄介なキャラクターです。とにかくアンビバレントでインモラルで大衆性皆無のものすごく読者を選ぶタイプのキャラですが、多分ハマる人にはかなりハマるキャラになっているはずです。書いている分にはとっても楽しいです。



【質問13】

読者の皆様への一言をお願いします。


 ここまでお付き合いありがとうございました。マイペースにやっていくので、よろしくお願いします。最後になりましたが、自主企画を運営されているハヤシダノリカズ様にこの場を借りて御礼申し上げます。お互い頑張りましょう。

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質問に答えてみました 秋犬 @Anoni

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