愛する皇帝を庇い顔に刃傷を負ったヒロインが傷痕にめげず皇后となる物語

市井で自衛の為に顔に傷痕を描き自ら醜女な振りをしていたヒロインが、愛する皇帝が殺傷に遭う所を庇い、それまでフェイクであった顔の傷痕が、本物の消えることがない傷痕を顔に残しながらも、健気に皇帝を支え、皇后となってからは、国母として、側室を持たない夫との間に4男5女の子供を授かり祖国に尽くした、心温まる物語に感動しました。
設定がまるでポケモンの様に、精霊を使役したり、古代中華に見られる五行相剋や四獣であったり、後宮のドロドロとした嫉妬があったりと、後宮譚の要素満載で面白く感じました。