一族に伝わる魔人が宿る水瓶には、恋煩いを止める秘薬を作ることが出来、使い手であるヒロインは、自身の恋心を消す為に3度調合し服用したが、完全には効果が得られず都度同じ幼馴染の彼を好きになっていた。只、服用直後の記憶は喪失しており、幼い時分に口付けされた事や求婚された事は覚えていなかった。服用した経緯も、1度目は、彼が貴族の養子で別れる時、これで身分差で会えないとの理由で。2回目は、ハーレムに入るに、貴族の令息の彼とは、ハーレムに居ては決して会えないから。3度目は。彼には他に好きな女性がいて、その恋の邪魔をしたくないし、皇子以外の彼がハーレムに出入りされると、彼が罪を被ることに気が引ける為に。しかし、彼への想いは、幼馴染の記憶までは消せず、思い続ける一途さに感動しました。