実年齢20歳越えのわたしが中学校に通ったら、新しい価値観についていけなくて辛いんです

いたって普通の小学生、穂坂千波。
彼女は難病にかかってしまい、治療薬開発のためやむなくコールドスリープにつくことを家族と共に選択する。
そして——年後、治療も無事成功し、彼女は家族や友人と再会をする。
だが親友は自分を置いて大人になってしまい、妹と弟は自分の年齢をすっかり追い越してしまった。
そして治療を終えた彼女は無事に日常に戻るが、彼女が戻った日常はコールドスリープの前とはある一つの価値観だけが大きく異なってしまっていた。
それは皆が皆、何故か恋愛積極的になっていたということだった。