氷炎の魔女エルダ
咲良喜玖
序の序
いつからだ。
あたしがあの人を信じたのはさ。
惨劇の夜からか?
それとも、あの人の家族の一員になれた時からか?
まあ、そんな事。
些細な事だからどうでもいいか。
思い出せねえみたいだしさ。
でもさ。
あの人と同じ時を過ごしてからのあたしは幸せだったらしいぞ。
今を楽しく生きていられるのは、たぶんあの人のおかげだ。
だから、あの人はあたしの人生の恩人だ。
超ムカつく奴なんだけどな。
けど、一つだけ感謝している。
あたしの道を、良くも悪くも、真っ直ぐ前だけを見られるようにしてくれたから。
あの人と出会えたから、出来たことだ。
それだけは言える。
だから、感謝してるんだぜ。
あんたは、やっぱあたしの親父だったんだぜ。
だから、今だけは言ってやるわ。
・・・じゃあな・・・アクセル!・・・ありがとな・・・
――――――
ハイドラド大陸中央に位置するジャルマ平原南。
そこにある小さな村は、東西魔大戦という戦争の最中であっても平和であった。
しかしそれは昨夜までは……である。
村が寝静まった深夜すぎ。
西軍アルス王国の拠点ではないのかと疑われてしまった村は、東軍ガルド王国の兵らによって、完膚なきまでに破壊されてしまった。
この破壊行為は、ここより東の戦場からの流れで行なわれたもの。
ついでのような破壊行為だった。
そのついでであっても、結果としては、言葉に出せぬほどの悲惨なもの。
かろうじて残っていたのは、破壊しつくされた家々の瓦礫。
失ったのは、住民たちの命だ。
東西魔大戦の中で民間人に対する最大の被害を与えた『惨劇の夜』となったのだ。
夜が明けて朝になっても、その壊滅した景色は好転することがない。
朝の清々しい光を浴びても、その村には一筋の光も見えてこず地獄というべきものであった。
光に照らされる角度によっては、銀一色にも見える白銀の髪の少女は、焼け落ちた瓦礫をかき分けながら下を向いて歩いていた。
この村には人が一人もいないと思われていたが、少女は生き残っていた。
顔を上にあげてしまえば、村の惨劇が目に入ってしまう。
だから必死に下を向いていた。
とある家族の養子であった少女。
その家族から一度も優しい言葉をかけてもらったことがない。
昔を振り返っても、普段の生活を思い出しても、特段よくしてもらったことなど、一度もない。
それは、彼女の容姿が
他とは違うその容姿からか。
村でも友達を作る事が出来なかった。
養子として預けられた家でも、村でも可愛がられたことがない少女にとって、この故郷には何の恩義も未練もない。
そのように感じていたのだけど・・・・。
さすがに、この村の惨状には胸が締め付けられていた。
一体自分が何をしたんだと。
これは何の仕打ちなんだと。
虚しさと悲しさで、感情が埋め尽くされる。
これはまだ夢の中なのではないかと現実を疑いたくなるくらいに混乱していた。
「・・・・・・」
この村でたった一人の生き残り。
泣きも笑いもしない少女は、公園だった場所で、晴れやかな朝の空を黙って見上げた。
どうせだったら、今はどしゃぶりの雨であってくれ。
雲一つない青天のせいで、彼女の心は深く落ち込む。
『ザッザッザ』
壊滅したはずの村の中で、人の足音が後ろから聞こえた。
振り返る少女の先に現れたのは、額から頬にかけて深い刀傷がある男性だった。
背中にもある大きな銃を左右に振って、破壊しつくされた村の様子を窺う表情には、怒りと悲しみが見え隠れしていた。
「チッ。ひでえ有様だぜ……こんなただの村も潰しちまうとは。何考えてんだ? あいつらはよ。ここが軍の施設にでも見えんのかってんだよ。やっぱあいつらは頭がおかしいぜ。とんでもねえ。許せねえな俺はよ・・・」
男性の足は、彼女の前で止まった。
驚いた表情で話し出す。
「こ、こんなところに!? ガキ!? なんで?」
「・・・・・・・」
武器も構えずに歩く姿に余裕がある男性は、まさかこんなところに人がいるはずがないと、何も警戒せずに村を闊歩していたのだ。
ここが破壊し尽くされていたとしても、ついさっきまで、戦場だった場所を悠々自適に歩くのは、誰にも真似が出来ないだろう。
頭を掻く男性は、驚いたことをごまかして少女に話しかける。
「……まあ、なんだ……その……当然……ここの村の……ガキ……だよな? たぶん?」
「・・・・・・」
少女は黙ったまま、ゆっくりと頷いた。
「こ、この村の。この有様でな・・・なんでお前だけが生きてるんだ?」
「・・・・・」
男性は、ここで初めて、村全体を把握しようと首を振った。
そこにあったはずの家。
ここにいたはずの人々。
村の生活は、音もなく影すらもなくなった。
全てが一瞬にして泡のように消えた現実は、まるで悪夢の中に入るような錯覚を起こす。
そんな場所でたった一人。
自分の事を虚空を見るようにして、見つめ返してくる少女が目の前に座っている。
真紅と碧のオッドアイの瞳の輝きは、今にも消えそうだった。
表情にも生気がなく、彼女の心はここにはなかった。
でも、それも当然の反応だろうなと思う男性は、少しだけこの子に付き合うことにした。
「・・・・」
「まだ話せねぇか。まあそれもしょうがねえよな。この現状だものな。無理もない」
男性は少女のそばで腰を下ろす。
言葉はぶっきらぼうだが、実は優しいらしい。
少女に目線を合わせた。
「…なあガキ、さっきまで、ここで馬鹿共が戦っていただろう? まあ、なんだ。その。ええっとだな」
「・・・・・・」
年端もいかない少女に戦争というものをどう説明したらいいか分からない。
返事のない彼女との気まずい時間から数秒後。
「ああ。もういいか。めんどくせー。遠慮しないわ。おい、ガキ! ここらで暴れ回った野郎共を見てないか?」
「・・・見た」
「お!?・・・おお。そうか。じゃあ、そいつらどこ行った? 方角分かるか?」
「・・・・あっち」
言葉を返さないかと思ったからこそ、男性は一瞬だけ言葉に詰まった。
少女は素直に答えた後、村の北部を指さした。
「おう。サンキュ。じゃあな」
「・・・・・・・・・」
少女は地べたに座ったまま動かない。
握りしめている両の拳が小刻みに震える。
人がいなくなる恐怖が出てきたのだ。
知り合いじゃないけど、やっと人に会えたのに、ここから立ち去っていってしまう。
独りぼっちは怖いのだと、言いはしないが、態度に出ていた。
その様子を横目でちらりと見る男性。
不敵で大胆で厚顔無恥な男性でも、彼女の変化に気付いていた。
だが、それでも男性は立ち上がり、少女に背を向ける。
この子が一夜にして失った感情を救うのは簡単な事ではない。
これは苦渋の決断での別れだった。
後ろ髪を惹かれようともここを離れる決心をした男性の脳裏には、少女の姿が焼き付いて離れなかった。
「チッ・・・すまんな。俺には、お前を救えねえ。強い思いが・・・生きる意志が・・・お前の中にねえからな。お前にもし、その強い意思があったらよ。助けられたけどよ・・・」
諦めにも似たような言い方で謝った後。
「全くこんな奥まで一人で進んでいくなんて、アクセル……、ん? この子・・・どうするの?」
突如として、アクセルの隣に綺麗な顔立ちの女性が現れた。
滑らかな手つきから人差し指が伸びて、白髪の少女を指さした。
「あ? どうするって……ここでお別れに決まってんだろ。しゃあねえけどな・・・」
「あらま、それは、本心?」
美しいグリーンライトの瞳が怪しく輝き、女性はイタズラな笑顔で答えた。
「ん?」
「あなたの顔は、お別れよなんて、顔をしてないわよ? ねぇ」
「はぁ? 何を言って……おいエリン。お前。まさか。こいつを保護しろとでも言うのか。俺は誰かを保護するために、俺たちの家を作ったんじゃねえぞ。あれは慈善団体じゃねえ」
「あらぁ。私は何も、この子を保護しろなんて、一言も言ってないわよ。あなたが自分から勝手に言ったの。だから保護したいって思いは、あなたの
アクセルは自分の感情をあえて失くした状態で言い切っていったのに、エリンにはお見通しだった。
本当の所はこの子を救ってあげたい。
本心を隠そうと、必死だった。
「くっ……たく、いいかエリン。保護しようにもよ。このガキをよく見てみろ。こいつの目、死んじまってるぜ。こんなんじゃ、この戦乱の世を生き抜くなんて無理だ。ここで、故郷と共にくたばっちまった方が楽だ。こんな糞みたいな世界をこれ以上味わんで済むんだ。この子はここで終わった方が幸せかもしれん」
彼の辛辣な意見に、笑顔だったエリンの眉が僅かに動く。
「こういう顔をしている人間は、この先の世界を生きていくのが非常に難しい。それはなぜか。わかるだろ? 今まで何人も俺たちは見てきたんだ。確固たる生きる意志がねえ奴はすぐに死んじまうんだよ。こいつのこの瞳が、生きることを拒絶している。叫んじまってるんだよ。ここらが限界だってな」
少女の顔を見てアクセルは悔しそうに言った。
少女が悪いんじゃない、世界が悪いんだ。
そう叫びたいアクセルだった。
「エリン。この先の世界を生き抜く。それは大人であっても子供であってもな。何が何でも生きてやるんだという確固たる意思を、自分の意思で持つしかねえんだよ。でもそれほどの強い意志を持つには、他人の関与では出来ねえ。自分の意志は自分が持たないといけないんだ・・・・それに何より、強い意思を持って生きろよ。なんて俺が言い続けるのはめんどくせえ。それにな。この先出会うかもしれん。絶望しているやつらに、俺たちは、一人ずつそう言っていくのか? そんな時間はもったいねえぞ。そこに時間をかけるなら根本の問題を解決にかかるわ」
「あらまぁ。相変わらずね。あなたは! 酷く冷たい言い方をするのが大好きよね・・・まったく……ほんとのところはこの子を助けたいと思ってる癖にねぇ」
「あ!? お前はまだ、俺の言ってることが分かんねえのかよ」
「いいえ。言いたいことはわかってるわよ。だからさっきの私の意見は、こっちの独り言くらいで済ませてよ。あなたはほんとに短気ね………でもまあ。私の意見としてはね。今更、私たちに子供の一人や二人が増えたって別にいいじゃないの? って言いたいわ。頑固者」
「あ!? 俺はこいつを助けたいと一言も言ってねえんだぞ。エリン、ありえん話をすんな」
「ああ。はいはい。そういうことにしておきましょうか。はぁ」
優雅な女性エリンはアクセルを軽く手であしらった。
「クソ。お前はいつもいつも、のらりくらりと言いたい放題、言いやがって・・・ん!? 一人や二人? もしかして、お前。子供ってアリアのことか?? あいつは別にいいだろう。あいつの目は諦めてねえんだからな。これから強くなる子だからこそ、俺たちの家に招いたんだ」
「ええ、そうよ。でもね。私にはこの子の目の奥も諦めていないように見えるんだけど。アリアと同じようにね。あなたにはそう見えないの?」
アクセルとエリンの言い合いの中。
少女のそばに、二人の人物が近づいた。
◇
「なんじゃなんじゃ。団長! 今回はこのガキを拾わんのじゃ? 小娘の一人や二人。増えたっていいじゃろが」
男の小さな体を超える大きな槌が目立つ。
小柄な男性はエリンの脇に立った。
「ガス爺。あの子は僕らにとって特別です。あの強力な魔力と、豊富な種類をコントロールできる力は稀有なんですよ。そんな彼女だからこそ、我々が保護しないといけなかったのです。それに僕らはですね。教会のような胡散臭い団体の人間ではないので、この子を受け入れなくてはならない義務などないのですよ。団長の意思を尊重してここは見送りましょう」
眼鏡をかけていても分かる鋭い目つきの男性が、黄金フレームをくいっと上にあげた。
小柄な男性の隣に立ち、小言のような言い方で話した。
「お主という奴は・・・冷静で冷淡な奴じゃのう・・・人の心がないんか。ああ。ああ。それにお主はケチ臭い奴でもあったのう。ああ。そうだ。この小娘の分の食費が増えるのが嫌なんじゃろ。ケチ臭いから! この子だって、生きる権利はあるじゃろうて。助けたっていいじゃろうが」
「ぼ、僕が・・・ケ、ケチくさい・・・この話は、そんな話ではありませんでしょ。あと、それにですね。どんなことでもガス爺が大雑把すぎなのです。いいですか。食器を片付ける時には、まずコップに水を張ってもらわないといけません。お皿も同じですね・・・洗う際に色々と大変になるのですよ。あとそれと、ごにょごにょ・・・・」
延々と続く愚痴が、眼鏡の男性から流れると。
「ふん。コニー! お前はいつも小姑みたいに……まったく口やかましいエルフじゃのう」
小さな男性は少しだけ抵抗した。
「あなたこそ、僕の話を聞きなさいよ。いつも右から左に聞き流す。耳がないのですか。耳なしドワーフなんですか! ガスパールは!?」
エルフのコニーとドワーフのガスパールは、火花散らす睨み合いに入った。
大人の二人が、目の前にいる少女を置き去りにして喧嘩に入る。
それはまるで大きな子供である。
「「ぐぬぬぬぬ・・・・」」
一分近い睨み合いを続ける大人の前で、少女は立ち上がった。
「・・・あの!・・・」
目の前の大人の迫力に負けじと少女も声を大きく出してみた。
「「ん!?」」
止まった二人は少女に顔を向ける。
「…あんたら! さっきからあたしの前でうっさい! こんな所で喧嘩すんなよ。小せえ爺に、眼鏡のおっさん!」
「な、なに!? こ、こいつ。僕はおっさんなんて歳じゃない。お兄さんだ」
「うるせえ。あたしから見たら、どっちもおっさんだ」
コニーが目を丸くすると。
「グワハハハハ。面白い小娘じゃ。アリアとは全く違う意味で、生意気だぞい! グワハハハ」
ガスパールは腹を抱えて笑った。
「おい。そこの爺もうっさい! なんだよ。さっきからアリア。アリアって・・・そいつ誰なんだよ。あたしに関係ねえし。それにさ。あんたらの声が大きくて、あたしの耳がいかれちまうから、さっさとどっか行けよ!」
少女の言葉が饒舌になっていき、声も大きくなっていく。
言葉の一つ一つを話し出す度に、瞳に輝きが出てきた。
彼女の体も、生気を帯びてきたように思う。
「ほぉう・・・面白い」
三人の会話を見たアクセルは、少女の前に立つ。
◇
「ガキ!」
「なんだ。偉そうな親父」
先程の瞳の色とは違う。
自分の事をキッと睨む瞳に力強さが生まれていた。
アクセルは心の中で微笑んだ。
「ほう・・・・この目・・・いい感じだな」
「あんたもどっかいけよ。あたしに構うな」
「ほうほう。俺のこの魔力……この圧力を前にしても、そんなセリフが言えるとは・・・面白いガキだ。いいだろう。この小娘は俺たちがもらっていこうか」
「…は!? おっさん、何言ってんだ?」
アクセルが彼女にそう伝えると同時に。
「団長! ご冗談を。こいつはヒュームですよ。力があるわけがない。僕らの役に立つわけがない・・・」
コニーが戸惑いながら否定し。
「ワシは賛成じゃな。この小娘面白いぞ。気に入ったぞい」
ガスパールが笑いながら賛成した。
アクセルのすぐ後ろにいたエリンはというと、ただただ怪しく微笑んでいるだけであった。
その彼女に向かって、アクセルは顔だけ向けて話し出す。
「エリン! お前はどう思う?」
「私は賛成。それに私は、いつでもあなたの最終的な意向に従うわよ。あと、その子がオイタをするようなら、私がしめてもいいわ。まあ、その時が来ちゃったら、今度こそ、その子の生きる意志が無くなっちゃうかもね。うふふふ」
「怖えよ。お前が、一番怖えことを言ってるわ……まあいいや。いくぞ。ガキ」
アクセルは左手で少女を持ち上げて、そのまま肩に担ぐ。
少女は米俵のようにアクセルの肩に乗った。
「おい。おっさん。離せよ!」
少女はアクセルの背を思いっきり叩いた。
なのに痛くなったのは、自分の両手の方であった。
鋼のような筋肉が、自分の攻撃を弾いたんだと、少女は赤くなった両手を見て思った。
「おう。威勢のいいガキだ。いいぜ。気に入ったぞ。何が何でも連れていくことにした!」
「な!? 離せよ。あたしをどこに連れてく気だ!?」
「……家だ。俺たちの家に連れて行く。ようこそ、クソガキ。俺たちはお前を歓迎すんぜ」
「家? 家ならここにある! ここがあたしの家・・・だ」
家と呼ぶべきものが無くても少女はここが家だと言い張った。
良い思い出が無くとも、故郷であるのだと、心のどこかでは思っていたのだ。
「いんや、今日からお前の家はここじゃねえ。今日からお前の家は、俺たちの家だ! この村の思い出は、胸の中に…ちがうな。腹の底に沈めちまえ。お前は、これから俺たちと楽しい思い出を作るんだよ! ガハハハハハハ」
声高らかに笑うアクセルに無理やり連れていかれた少女の人生はここから始まった。
彼女がこれから立ち向かう世界。
そこでの戦いの歴史は、後の大陸に大いなる変化をもたらすこととなるのだが、今はまだ誰もそれを知らないのである・・・・・。
◇
少女の名はエルダ。
この後すぐに大陸で名を馳せることになる戦闘集団【
その主要メンバーの一人である。
一目見て分かる特徴的な白髪に、真紅と碧眼の眼を戦場で輝かせるナインヘッドの幹部で唯一の生粋の人族である女性だ。
育ての親のアクセルにとても良く似た性格と、遠中近と様々な距離で、ハイレベルな戦いをこなすことができる万能型の戦闘スタイル。
敵を燃やし、敵を凍らせ、敵を切り裂き、敵を穿つことから。
戦場でついた彼女の異名は。
【氷炎の魔女】
である。
彼女と出会ったが最後、生きて帰ることはできない。
そう覚悟した方がいいとまで言われた伝説の魔女。
なぜなら、そこが焦土と化すか、極寒の地と化すかの二択に迫られるからだ。
戦場を荒らす最強で最悪の魔女。
敵が思考する余裕がなくなるほどの怒涛の攻撃を繰り出す姿から、最恐で、最凶の、獰猛な獣のような女であったと、戦いが終結した後でも、その戦場にいたことがある兵士らは、彼女の戦う姿を覚えていて、畏怖し続けた。
氷炎の魔女エルダ。
これは彼女の物語の序章の序章。
運命の出会いの一部分である。
氷炎の魔女エルダ 咲良喜玖 @kikka-ooka
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