主人公を追放したパーティーメンバー達が問題を起こして王様に処刑。とばっちりでお尋ね者になる。人形師の運命やいかに――単調なお約束にならないように工夫されていて、楽しめました。第3話までの感想です。
この話、初めは、「冴えない」んです。主人公は人形使い。勇者パーティーの前衛職ではなく、後方。人形は、人々の相棒として、戦闘力のある人形なので、花はありますが、主人公は、そこまで戦闘力は高くない…続きを読む
厄災と呼ばれた化物を討伐したパーティーから、人形作家のクロムが追い出される。そんな場面から物語は始まります。「ああ、よくあるパターンね」などと思ったら大間違い!一話目から予想外の展開に驚かされ…続きを読む
どれほどの衝撃が少年の心に降りかかるのか。人として、人形作家としての信念を胸に、決意する少年。心を持った人形たちとの出会い、別れ。あたたかい心を持った人との触れ合い。譲れないものがある。…続きを読む
読者に主人公の状況を間接的に体験させるような叙述技法が、この小説をより魅力的に思わせます。
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