創世界の使者たちへ

【あらすじ】
土地を守護する"守神（もりがみ）"への信仰と、精霊の魔法が深く根付いたハシェル王国。
魔法の才を持たない15歳の王女・リファは、幼い頃に国外れの森へ隔離されて以来、
精霊のサラと幼馴染のヤナギとともに平穏な日々を送っていた。

あるとき、守神に仕える"奏者"にして女王のカルミアが、
王国の未来を見定める〈神託の儀〉の執行を宣言。
同時に母との再会を果たしたリファは、
王国の存亡を左右する衝撃の事実を告げられる。

「我が後継者よ、力を望め。そして、国の危機を救ってみせよ」

母に託された使命は、
どんな望みも叶える魔導書・〈創世の書〉の封印を解くこと。
そのためには、鍵となる"外神（とつがみ）の使者"を探さなくてはならない。

少女は決意を胸に、試練と出会いの旅に出る。



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