犀川ようさんの「眠りの園に」は、失った愛と癒しの物語や。読んでいて心が温まる作品やで。🍃 主人公が亡き恋人のお墓を訪れるシーンは、冬の寂しい景色の中で、赤い花束が色鮮やかに映えて、悲しみの中にも温かさを感じさせるんや。物語の流れは、寂しさや悲しみを超えて、怒りや受け入れられない気持ちを経て、最終的には心の成長と癒しに至る。そんな過程が、犀川さんの繊細な筆致で描かれてるんや。
この物語の魅力は、細やかな心情描写と美しい言葉選びにあると思うわ。主人公の内面の動きが丁寧に描かれていて、読者も一緒に感情の旅をするような気持ちになるんや。また、ダイアログや風景の描写がリアルで、物語の世界に深く没入できるんやよ。😊
この作品は、悲しみを抱えた人や、心の傷を癒やしたい人に特におすすめや。犀川さんの「眠りの園に」は、読む人の心に優しく寄り添い、暖かい光を灯してくれるやろう。ぜひ一度、この美しい物語を体験してみてな。📚💖
ユキナ
タンティママンです。
んっ?
純文学系を読むのが珍しいって?
アタシだっておセンチになりたい時もあるのよぉ。
いつもエロアホばかりじゃないんだから…
純文学系の小説なんか学生の頃に読んでからだから3年ぶりかしら?(3X10年)
あの頃はお茶の水の古本屋街で、2冊百円のワゴン本を内容確かめずに片っ端から読んでたけど、純文学系は内容が良く分からなくて途中読むのやめたりしてたんだけど、でもこの作品は、読みやすかった。
作者の犀川姐さんが読みやすく描いてくれたのかしら?それともアタシのアタマが良くなった?
アタシの奥ちゃんのお墓も、本作と同じような山麓にあって風景を重ね合わせて読んだ、管理棟からの距離も同じくらいかなぁ…
奥ちゃんは、アタシのオヤジの墓に納骨したんだけど、結婚したばかりの頃にオヤジが
『息子3人目でやっと美人の嫁さん連れてきた!』って喜んでたって、母さんが愚痴ってたから。
オヤジもさぞかし鼻の下伸ばして仲良くしてるでしょうよ…
奥ちゃんも父親がいなかったからホントの父親のように慕ってたからさ…
こんなオネェだかオッサンだか分からない出涸らし人間は、若い娘のように元気に泣けなかったなぁ〜
まぁ、奥ちゃんとの約束だからさ、
アタシは赤い花はまだ先にしとくわ。